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【映画の感想】『プラチナデータ』(2013年、日本)

      2017/08/30

ジャニーズの人気アイドルグループ嵐の中でも、演技に定評のある二宮和也主演の『プラチナデータ』。

東野圭吾原作『プラチナデータ』の実写映画であり、DNAで犯人の詳細な特徴を割り出せるようになった近未来を舞台にしたサスペンス。

僕が大好きな科学、警察、殺人事件という3大要素を兼ね揃えているので、鑑賞してみた。

東野圭吾と言われれば、昨年公開された江口洋介主演の『天空の蜂』が記憶に新しい。メッセージ性が強く主要人物たちの行動動機となるバックボーンがきっちり作り込まれている印象を受けたが、『プラチナデータ』にも通じるものを感じた。

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あ、ちなみに原作は『天空の蜂』も『プラチナデータ』も未読です。

 

オススメ度:★★★★★★★★☆☆ ★8点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の見出しに”(以下、ネタバレ)”と書かれているところからネタバレしています。

 

どんな話なの?

DNA捜査システムにより、犯人の詳細な情報が手に入るようになり検挙率が格段にアップした近未来の日本。そのDNA操作システムを作り上げた天才科学者の神楽龍平(二宮和也)。

しかし、そのDNA捜査システムも完璧なものではなく、DNAデータが登録されていない人間は「NOT FOUND(該当者なし」となってしまうという穴を抱えていた。

そんな中、殺害後に肋骨を切り取って持ち去るという連続猟奇殺人事件が発生。採取した被疑者のDNAを分析するも、「NOT FOUND」となってしまう。そして、DNA捜査システムの開発に関わった蓼科早樹(水原希子)とその兄も猟奇殺人犯の餌食になってしまう。

蓼科早樹の殺害現場から被疑者と思われるDNAを採取し分析すると、なんと神楽のDNAであるとDNA操作システムが判定を下す。

犯人を割り出す側から逃亡者になってしまった神楽と、重要参考人の神楽を追う型破りの刑事浅間(豊川悦司)。

果たしてこの猟奇殺人事件の犯人は誰なのか?なんの目的で肋骨を持ち去るのか?

 

 

感想(以下、ネタバレ)

近未来が舞台で最新の技術を用いて犯人を捕まえるという点と、犯人を捕まえる側が殺人犯になってしまい逃亡するというところがトム・クルーズ主演の『マイノリティ・リポート』と被ってしまった。

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ただ、あちらの『マイノリティ・リポート』リポートは超能力者を使うという非科学的な方法。対して『プラチナデータ』はDNAを分析して詳細な犯人像、性格や特徴だけでなく顔や声、体型などの見た目まで詳細に特定出来るというもの。近い将来、コンピュータの発達でホントに実現しそうなリアリティーのあるもの。

予告編では『検挙率100%、免罪率0%』とテロップが流れていた。免罪率0%はわかるけど、検挙率100%を実現するにはいかに国民全員のDNAを採取できるかにかかっている。ここがこのシステムの重要なところ。

冒頭で学校で採決したり、新生児生まれたてで採決したりしているが、どう考えても日本全国民のDNAは採取不可能で、抜け道があるだろうと思って観ていたら・・・

 

 

特権階級の抜け道を設ける

胸糞システムだった

 

 

神楽の研究所の設備の近未来感や、神楽が犯人と疑われてからの逃亡シーン、中盤のバイクでチェイスシーンなどかなり頑張っていて、日本版ハリウッド映画を観ているような気分になる。非常にサービス精神が旺盛だなと思った。

ただね、神楽逃げるの上手過ぎでしょ(笑)

警察官10人に取り囲まれて逃げおおせるとか、犯罪者もビックリな逃亡ぶりには笑ってしまった。特にトラック目がけての大ジャンプなんて、普段パソコンを相手にしているデスクワークの研究員が出来ることとは思えない。

この逃亡シーンにはさすがに突っ込んでしまうけども、それでもやはり見せ場のシーンとしてワクワクドキドキするのも事実。何が言いたいかというと

 

逃亡シーン、良かったぞ!!

 

ってこと。

 

追う身、追われる身の浅間と神楽が手を組み、2人でモーグルを探し犯人を突き止めるという内容も良かった。特に浅間のカッコよさと言ったらない。

重要参考人として神楽を追うが、神楽が二重人格であることを突き止める調査能力、上司の命令よりも己の判断と意志で真実を追求するという信念。そして白鳥(杏)の殺害現場でルールを無視してちゃっかり白鳥の携帯をゲットするチョイ悪親父的なダンディーさ。

 

 

この映画、

僕の中では浅間が主人公でした

 

 

話が進むにつれて神楽が二重人格であるということがわかり、犯人は神楽のもう1人の人格なのか?蓼科兄妹が作っていたモーグル(真のプラチナデータ)とはなんなのか?なぜ殺されてしまったのか?と数々の謎が浮上してくる。

その中でも僕が最後まで観て疑問に思ったのは、なぜ犯人の水上教授(鈴木保奈美)は神楽のDNAにすり替えて犯人に仕立てあげたのか?ってこと。水上教授はいったい神楽をどうしたかったのよ?最後なにもかもがバレて神楽を殺そうとしていたけど、バレなかったら神楽をどうするつもりだったのか?

そこが映画を観ただけではどうしてもわからない。

 

まあ、クズは消して優秀なDNAだけを生まれさせたい、DNAさえ採取出来れば生きてる本人は死んでも構わないという考えなので、自分の理想のためならば手段を選ばないサイコパスなんだろうとは思うけど・・・。

 

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