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【映画の感想】『BAD CHILD / バッド・チャイルド』(2013年、日本)

      2017/08/27

TSUTAYAで徘徊している時に見つけた『BAD CHILD / バッド・チャイルド』。

出ているのがモロ師岡以外全員知らない俳優さんで、かなりマイナー感が漂うものの、取り扱うテーマに興味を惹かれて借りてみた。

手に取ったパッケージには以下のテロップが書かれていた。

 

パパとママと
クルッタボク

優等生が引き起こした
「凶悪」事件

 

父親の望む高校に入学が決まった息子と両親の3人家族の崩壊がリアルに描かれているのだが・・・

 

オススメ度:★★★☆☆☆☆☆☆☆ ★3点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の見出しに”(以下、ネタバレ)”と書かれているところからネタバレしています。

 

どんな話なの?

両親の(特に父親)の望む志望校に合格した主人公マサシ。両親との仲は上手くいっておらず、なによりも父親のことを嫌っている。そんな中、彼女が妊娠してしまい子供を彼女と育てていこうとする。

お金を稼ぐため、知り合いの不良から薬の売人をやらされ、挙句の果てに父親を殺そうとするのだが・・・。

主人公マサシを中心に、父、母、マサシの3人家族が静かに、そしてシリアスに崩壊していく様が描かれている。

この映画に登場する家族である父、母、そして子という3種類の立場。観る者がそれぞれ自分の立場になって観れば、家族崩壊に陥らないための行動を起こすヒントが見えるような気がする・・・。

 

感想(以下、ネタバレ)

この映画のパッケージに書かれていたテロップ

 

パパとママと
クルッタボク

優等生が引き起こした
「凶悪」事件

 

・・・

・・・

・・・

 

このテロップにそそられてDVDを借りたわけだけど、どうしても言いたい。

 

 

パパとママの方が狂ってる!

 

 

むしろ息子のマサシの方が思春期の青年らしく、普通でまともに見えてくるほど・・・。

 

てかこの狂ったパパとママのこれまでの教育がなっていないから、息子が狂っていったんでしょ。マサシが父親を殺そうとする序盤までは、ちょっと過保護な父親への反発心で粋がっているのかと思っていたけど、とんでもない。次々にマサシの父親と母親がオカシイということが露呈されていく・・・。

この家族3人が崩壊へと向かって行くのが止められなかった最大の原因は、3人が3人とも自分の思っていることを面と向かって言えないところ、この1点に尽きると思う。

それが出来ないというのは、それは互いを互いに信頼していないから。

終盤、車の中でマサシが父親に対して感情を露わにするのを見て、ようやく言えたか!と思ったけど時すでに遅し・・・。結局家族はバラバラになるバッドエンドを迎えてしまうのだった。

 

この映画、現代社会の中流家庭の家族崩壊にスポットを当てているようだけど

単刀直入に言えば

 

かなり退屈に感じた

 

マサシを主観にして淡々と家族の崩壊が描かれているのだが、もっと余計な間をカットしてテンポを上げてほしい。

あと、揚げ足を取るつもりはないのだけど、マサシとお金のない母親がラーメンを食べに行った時のシーン。逆光のせいで、マサシと母親の表情が非常に見にくい。こういうところに自主制作映画感が出てしまって安っぽく感じてしまう。

こういうところがあると、どうしても映画を観ていて現実の世界に引き戻されてしまう。

 

未成年の妊娠、裏仕事、そして父親への依頼殺人未遂、父親の殺人、母親の家出、精神崩壊・・・

これらの多くのテーマ(問題)を息子マサシの視点で淡々と見せていくわけだけど、どれかテーマを絞ってもいいんじゃないだろうか。確かに現代における家族崩壊の原因は、これらの問題が複合的に絡み合っている場合もあるのだろうけど、ここまで詰め込んで結局何が言いたいの?ってなるくらいなら、もうちょいわかりやすくテーマを絞り、深く掘り下げて家族崩壊へと持って行った方が多くの人に共感してもらえる作品になったのではないかと思えました。

 

モロ師岡のおかげで最後まで観られたというのが正直な感想だ。

 

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