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【レンタル映画感想】呪怨 -始まりの終わり-(2014年、日本)

      2016/05/28

ホラー映画を観たいけど、一人で観る事が出来ないため、友人宅で観賞。佐々木希ファンには堪らない一本です、これ。(僕はファンではないが・・・)

オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆ ★6点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の最後で見出しに”感想(ネタバレ)”と書かれているところでネタバレしています。

どんな映画?

2003年に公開されたホラー映画「呪怨」の設定、ストーリーを再構築したリブート版。
オムニバス形式で話が進行し、時系列を追うと全ての話が繋がるのが呪怨の特徴だ。
無人の家、佐伯家に足を踏み入れた人間は、伽椰子と俊雄の怨念により理不尽に殺されていくのだが、一度佐伯家に足を踏み入れてしまうと、必ず殺されてしまう救い無さがあり、どのように呪い殺されるのかを観て恐怖するのが呪怨の楽しみ方である。
また、カメラカット、音により、伽椰子と俊雄が登場してくるのが非常にわかりやすい。
「さあ、どうぞ怖がってください。」と言わんばかりに出てきてくれるので、怖いのが苦手な人はそこで目を閉じて両手人差し指を耳の穴に突っ込んでしまえば良い。ホラー映画が苦手な人には極めて親切なホラー映画と言える。

 

オススメポイント

ヒロイン生野結衣役の佐々木希に引き込まれる

呪怨を観るまで、佐々木希は女優というよりもモデルのイメージが強かった。
しかし、彼女の表情の切り替わりに吸い込まれてしまった。
正直、序盤の佐々木希はなにを考えて行動しているのかわからない。能面女優かと思った。
俊雄を心底心配してなのか、教師として職業柄なのか、あるいは教頭から言われて渋々なのか、どんな感情で佐伯家に向かうのかがわからない。怖さを増幅させるためにわからなくしているのか?そんなまさかと思った。
しかし、クライマックスの表情は、すごい。
あんな表情見た事なかった。あんたモデルじゃなかったんか。
僕は佐々木希に恋をしてしまったのかもしれない。

 

伽椰子が最高に怖い

前作と比べて、伽椰子がとんでもなく怖い。ただし、”生前の伽椰子が”、である。
今回の伽椰子は、最所美咲が演じている。僕の好きな女優さんだ。そんなことはどうでもいい。
結衣(佐々木希)が俊雄を訪ねて佐伯家へ行き、生きている伽椰子に会うシークエンスは、おそらくこの映画の見せ場の一つだろう。
僕はホラー映画こそ一人では観れないが、幽霊の存在は全く信じていない。このシークエンスを観て思うのは、つまるところ、世の中一番怖いのは人間だということ。
人間は”わからないモノ”に対して恐怖を覚えるのだと言う。身近にもたまにいるが、なにをしでかすか分からない人間ほど怖いものはない。

 

惜しいところ

前作の「呪怨」に比べると、じわじわ来る恐怖感、観た後の後味の悪さは少ない。
前作までは、伽椰子の方にスポットが当てられていた。
伽椰子が旦那に惨殺された怨念、憎悪から家に入ってくる者たちを一人残らず容赦なく呪い殺すイメージが強いのだが、今回の呪怨は、俊雄の方にスポットが当てられている。
グロシーンも少なく(多ければ怖いというわけではないが)、なにより伽椰子の殺され方があっさりしすぎた。激しい憎悪を感じさせるシーンが少ないため、じわじわ感が薄れている。

 

 

感想(ネタバレ)

前作と比べると、怖さは落ちるものの、クオリティはまずまずなのではないでしょうか。
惜しいところにも書いたが、やはり呪怨は、伽椰子あっての呪怨だということ。女性と子供じゃ女性の方がそりゃ怖い。

怖さが落ちた理由は、リブートによる設定変更が大きいと思われる。
まず、今回俊雄は剛雄に虐待を受けておらず、佐伯家の前の家、山賀家で放置され亡くなっている。そして呪怨の恐怖の化身、伽椰子は、なんとその山賀俊雄の被害者になっているではないか。さらに、俊雄に懐いてもらおうと接している剛雄に対して伽椰子は「あなたの子ではない」と言い放つ、その後剛雄に首をへし折られる事になるのだが、今回剛雄が俊雄に対して虐待している描写は見られない。さすがに剛雄の立場からしたら情状酌量の余地はある。出張が多いとは言え、それは家族の為だろう。時には半沢にこっぴどく罵声を浴びる事もあるだろうに。伽椰子、もっと労わってやれよ。

呪怨の怖さはタイトルの通り、”呪い”であり”怨念”だ。上記の設定変更のために、映像から伝わる恐怖以外の”じわじわ来る恐怖、伽椰子の強い憎悪”を感じない。せめて俊雄が山賀家で放置された時の虐待などの具体的描写があれば、俊雄が女子高生を襲うシーンはもっと怖くなっていたのではないかと思う。

ただ、今回の呪怨には大きな見どころもある。
結衣演じる、佐々木希のバラエティーでは決してお目にかかれない表情と、僕の好きな俳優である袴田吉彦、最所美咲、緋田康人の出演を踏まえ、点数を6点にしておく。個人的な点数であるのでご参考までにどうぞ。

 

くねおの映画情報メモ

監督

落合正幸

代表作は『世にも奇妙な物語』、同シリーズで数多くの演出を手がけた。映画では『パラサイト・イヴ』、『催眠』、『感染』など。このブログでも感想を書いた『シャッター』の監督もしている。

【レンタル映画感想】シャッター(2008年、アメリカ)

今作『呪怨 -始まりの終わり-』では脚本も兼任している。

 

出演者

生野結衣:
佐々木希

宮越直人:
青柳翔

七海:
トリンドル玲奈

莉奈:
金澤美穂

葵:
高橋春織

弥生:
黒島結菜

吉崎光子:
大村彩子

寺田修子:
池田昌子

バスケットボール部の顧問:
宮城大樹

佐伯剛雄:
緋田康人

佐伯伽椰子:
最所美咲

佐伯俊雄:
小林颯

竹田京介:
袴田吉彦

乾教頭:
石川真希

 

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