【映画の感想】『ジュラシック・ワールド』(2015年、アメリカ)

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当時世界でナンバーワンの興行収入を記録した記念すべき第一作『ジュラシック・パーク』が公開されたのは、1993年。もう20年以上も前なんかい!

あの頃は、ジュラシック・パーク効果もあり、空前の恐竜ブームだったと記憶している。当時小学生だった僕も恐竜に興味津々で家族と恐竜博にも行った。

あれから20年経ち、恐竜に対する興味も薄れていた老いた僕に懐かしき恐竜のロマンを『ジュラシック・ワールド』は思い出させてくれた。

オススメ度:★★★★★★★☆☆☆ ★7点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の見出しに”(以下、ネタバレ)”と書かれているところからネタバレしています。

 

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恐竜ロマン再び

タマゴの殻をパリパリと割り、中から恐竜が目を覗かせるシーンから映画が始まる。

もうね、冒頭からじわじわとくるんですよ。恐竜に対するワクワク感が。言葉に表せないなんとも言えない懐かしい気分とあの時のワクワク感が!

ちなみに僕は『ジュラシック・パーク』も『ロスト・ワールド』も観たんだけど、なんせ10年以上も前のため、完全にストーリーを忘れている。まったく思い出せない。

CGすげえな~ってくらいしか思い出せないので、ジュラシックシリーズの映画に対してはそんなに思い入れはないのであしからず。

若干、前作に関連する内容のことを登場人物たちは喋っているけど、ジュラシックシリーズ初見だったとしても問題なく楽しめる。

この『ジュラシック・ワールド』は予告編からも分かる通り、テーマパーク映画だ。恐竜のテーマパークで恐竜たちが暴れだして、逃げ惑う人々、襲われる人々、戦う人々、パニックになる人々・・・そう!テーマパークパニック映画だ!!

 

どんな話なの?

22年前にジュラシックパークがあった島に恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が出来上がり、そこの運営責任者のクレアのもとに甥っ子のザックとグレイが遊びにやってくる。

このテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の1日の来場者が2万人。東京ディズニーランド・シーの1日の来場者数には及ばないが、明らかにディズニーランドより金がかかっているのが見て伺える。

パーク内の凶暴な恐竜たちは頑丈な檻の中に入れられているのだが、その中でも遺伝子組み換えにより作られた新種の恐竜がアクシデントで脱走して、テーマパーク内の観客をパニックに陥れるというお話。

個人的に良いなと思ったのは、ザックとグレイの兄弟愛。この兄弟、言わずもがな恐竜に襲われて大ピンチに陥るのだが、絶望的な状況下でも兄貴のザックは弟のグレイを励まし必死で守る。弟のグレイも兄貴を気遣い、兄弟とはこうありたいなと思わせてくれる理想の兄弟に見えた。

そして特筆すべきは、クレアおばさんだ。冒頭で出資者たちに講釈を垂れてるときはただのおばさんだったのに、ラプトルの調教師であるオーウェンと共に恐竜に立ち向かっていくにつれ、どんどんセクシーなお姉さんへと変わっていく姿には興奮した。

色んな意味で興奮した。

 

感想(以下、ネタバレ)

映画の中でもクレアおばさんが、「今の子供たちは動物園のゾウでも見るように恐竜を見てる」と言っていたけど、それはそのまま映画にも当てはまる。実物と見分けのつかないハイレベルなCGを当然のように毎日見ているために、『ジュラシック・ワールド』で恐竜が見れると言われたって確かに珍しさは感じない。

そこでッ!今回はより凶暴で恐ろしく、最強の恐竜を作りました!ってことなんだろうけど、ハッキリ言ってこれじゃ怪獣映画でええやんって話なんですよ。

なんで恐竜にロマンがあるのか?それは実在していたからでしょ。実在していて現在では化石でしかその存在がわからず、生で動く姿が見れないからこと映画に求めてしまうんですよ。僕は!!

と、最強の恐竜であるインドミナスなんちゃらが出てきた時は思ってたんだけど、クライマックスでのティラノサウルスとの戦いがマジでカッコ良くてかなり大満足。

ロマンもへったくれもない。クライマックスの戦いを観るだけでもこの映画の価値は十分にある。

さすがにインドミナスレックスの最期は吹いてしまった。こともあろうにモササウルスに喰われるなんて・・・。ティラノサウルスとラプトルのコンビで力を合わせてインドミナスサウルスと決着をつけるのかと思いきや、まさかのモササウルス。

オイシイところを全部モササウルスが掻っ攫っていってしまった。というかモササウルス、名前がもうすでに面白い。

 

とここまで持ち上げておいてなんだけど、お話しについてはかなりツッコミたくなる。

まず、1番最初に挙げたいのがインドミナスなんちゃらが脱走した事の顛末。檻の中で熱感知の反応がなかったために脱走したってなって、檻の中にオーウェンたちが入っていくシーン。

普通あんなすぐに檻の中入る??もんすごい凶暴な恐竜だって前フリがあったのに、熱感知がないからと言っても檻の中に入るの早すぎでしょ。しかもオーウェン、あんた恐竜の恐ろしさを良く知っててクレアに言ってなかったっけ?

さっきまでラプトルの檻の中に入って襲われるかもしれないという状況に陥ったばかりだったのに、そりゃあないよ。

結局、どれだけセキュリティーが万全だとしてもそいつを信じ切ってはダメだということ。そしてどれだけ高度なセキュリティーでも人間が使い方を間違え、正しい判断を下せなければ宝の持ち腐れだということを教えてくれている。

企業の情報漏えいなんかも人為的ミスの方が圧倒的に多いと思われる。昨年は日本年金機構の情報漏えいが大きなニュースになったけど、メールの添付ファイルなんて簡単に開いたら即ゲームオーバーなんですよ。

 

それから運営責任者のクレアおばさん、現場を放っぽりだして甥っ子たちを助けに行ってしまう。さっきまで指示を出していた司令塔がこのテーマパーク始まって以来の一大事に、持ち場を離れるというとんでもない判断にオイオイ・・って思うのは僕だけではないはず。

そりゃあ、この判断がなければ、セクシーでワイルドなクレアおばさんを見れなかったわけだけど・・・。

 

あとさあ、ラストでオーウェンとクレアがくっついて、ティラノサウルスが高台みたいなところで雄叫びを上げて、感動的な音楽が流れて、めでたしめでたしって感じで終わってるけど・・・。

今回の事故で何人死んだんだい?最初に喰われた警備員2人、軽く10人以上はいた捕獲チーム、ラプトル共同戦線部隊、プテラノドンに襲われた大勢の観客たち、そしてモササウルスに喰われたクレアおばさんの助手・・・。彼女が一番可哀想に感じたよ。

あと、忘れてないかい?

逃げていったプテラノドン。もう地球の生態系めちゃくちゃだよ。どうすんだよ・・・。

 

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