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【レンタル映画の感想】プリデスティネーション(2014年、オーストラリア)

      2016/02/23

久しぶりに観たタイムスリップモノの映画としてはめちゃめちゃ面白かった。
ちなみに、僕の好きな映画、映画に興味を持つようになったきっかけの映画は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でございます。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の最後で見出しに”感想(ネタバレ)”と書かれているところでネタバレしています。

 

どんな映画?

オーストラリア製作のSF映画。昨年公開されていたのでまだ新しい。日本でも公開されていたようだが、あまりメディアに露出していたかったためか、僕も記憶にない。こういう映画をもっとメディアで宣伝してほしい。子供、親子連れの客層は諦めなければならないが。

ある夜、バーにやってきたジョンはバーテンに自分の不幸な生い立ち話をし始める。元々は女として生まれ男になったこと、愛した男に蒸発されたこと、その男との間に生まれた娘が新生児の時に奪われたこと。蒸発した男に対し、その後の人生を無茶苦茶にされたと思っているジョン。そんな彼にバーテンが人生を無茶苦茶にした男に報復するチャンスを与えると言い出し、二人はタイムスリップしてジョンと蒸発男が出会った時代に行く。

時空警察のバーテンの目的は、「頭脳明晰で優れた身体能力を持つジョンをスカウトすること」と、「1万人以上を殺した凶悪な爆弾魔の犯行を阻止すること」。

タイムスリップをする度にバーテンの生い立ちも明らかになっていくのだが、とにかく展開が面白くびっくりの連続。

 

オススメポイント

タイムパラドックスSFサスペンス

SFタイムスリップものが好きな人にはたまらない話だ。タイムスリップによりバラバラの時間軸をつながっていき「ああ、なるほど」と謎が次々に解かれていく快感。

ジョン・ジェーン役のサラ・スヌーク

すごい女優さん。冒頭のバーにやってくる時にジョンを演じているのが女性だなんて思わなかった。どこからどう見ても男やろと。しかしメイクの力もあるが、所作が完全に男。見事に騙されました。しかもジョンになる前のジェーンを演じている時はすんごい美人で愛嬌もあって女性そのもの。ここまで男女を使い分けられるサラ・スヌークに目が離せない。

とにかく話が面白い

サラ・スヌークも良いんだけども、やっぱり話が素晴らしく面白い。序盤、ジョンの生い立ち話が長いが、最後まで観ればそれがなぜなのかわかる。前半でばら撒いた伏線を後半から怒涛の勢いで回収していく。一切退屈なシーンがなく、驚きの連続、アドレナリンどぱーってなる。どぱーって。間違いなく今年観たSF映画の中でナンバーワンの映画だ。今年はまだターミネータージェネシスしかSF観てないけど。

もしこの映画に興味を持ったのであれば、この先のネタバレの感想は読まずに是非鑑賞して欲しい。まじでオススメ。

 

 

感想(ネタバレ)

パッケージの予想を反する人間ドラマ

「時空へ逃げても追い詰めるー」

パッケージとテロップから割と頭空っぽで観れるSFアクションだろうと、寝ながら見たら途中で眠くなって最高の睡眠導入B級映画なのだろうとナメきった気持ちで鑑賞したのだが・・・

本当に申し訳ありませんでした。

めちゃくちゃ面白かった。眠気が吹っ飛ぶくらい。最後までワックワクドッキドキで観てしまった。

アクションは確かにあるけど、どちらかというと、タイムスリップの設定を使ってサスペンスと人間ドラマに重きを置いている。

鶏が先か卵が先か

ジョンが身の上話をするバーでのバーテンのセリフ。この映画のタイムパラドックスを明確に表す適格な言葉だ。おそらくバーテンのジョンは自分に向けて言っているのだろう。主人公ジョンが不憫すぎる。自分の手によって不幸を与えられて、それを承知でまた自分に不幸を与えに行くのだから。

全てが自分

自分と自分が交わって自分が生まれ、運命的に自分と出会い、自分に裏切られ自分を産み、自分に自分を奪われ、自分に身の上話をして過去の自分に報復しにいき・・・・・・

全部自分やないか!!!!なんやこれ!!

自分から生まれ、自分と交わり、自分を産んでの永久に繰り返されるタイムパラドックス。

しかし、自分を相手にセックスって出来るものだろうか・・・。嫌悪感を感じずにはいられないのではないだろうかと思ったけど、そもそも自分以外の人間とは深く関わったことがないのだから、自分が一番の理解者なのんだろうなあ。

まさかとは思っていたが、やはり

フィズル・ボマーはジョンだったか。もうコラムを書くシーンでジョンと繋がった瞬間にこの終わりは予測はしたけど、やっぱりそうだったんかい。劇中で何度か、タイムスリップを繰り返すと精神を病むと言われていた。ご隠居生活になってもタイムマシンが使える以上、何度もタイムスリップして人を助けようとしたのだろう。爆破をしたから人々が助かったのだとスクラップ集を見せてくるところから、何度もタイムスリップしていたことが伺える。その果てに精神が崩壊してしまったようだ。最後を終わらせるのも結局自分ということになってしまうのだが、コインランドリーで浮浪者のような恰好をしたフィズル・ボマーのリアクションで気になるところがある

ループを抜けたのか?

コインランドリーで、ジョン同士がご対面のシーンでフィズル・ボマーは明らかに驚いていた。そして爆破を繰り返したことの正当性を懸命にジョンに語っていた。

これはどういうことか?

フィズル・ボマーは未来のジョンなわけだから、一度このシーンをフィズル・ボマーは体験しているはずである。驚くのはおかしい。それにあれだけ懸命にジョンに爆破の正当性を語るということは自分はここで死ぬとは思っていないということだ。

つまり、今まで繰り返されてきたタイムパラドックスのループを抜けて別ルートに動き出したのではないか?と思った。

ああ、だれかこの映画を朝まで一緒に語ってくれる人が欲しい!!

 

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