ゲームは子供に悪影響なのか?ゲーム機を欲しがる子供に対しての教育方法

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3歳の娘が目を離したすきに、ポケモンGOのハイパーボールをポッポごときにすべて使い果たしていました、どうもくねおです。

先日、こんな記事を書きました。

ゲーム機を買ってくれない親を説得するには、自分でルールを決めて宣言するといいよって話

ゲームを遊びたくても遊べない子供たちへ、この想いよ届け!という気持ちで書いた記事なんですが、あとあと考えてみたら、この記事を読みに来れるチルドレンはすでにゲーム三昧なんじゃないか?と思ってしまいました。だってスマホかパソコンで読みに来てるってことですよね。

 

どっちもゲーム機買わなくても

ゲームが出来るじゃないですか

 

そんな大ポカをやらかしてしまったので、今回は子供たちにではなく、子供を持つ親御さんに向けて書いてみようかと思います。

親として、子供とゲームにどう向き合うべきなのか?

 

ゲームは『悪』ではない

最初に言っておきます。

昔からまことしやかに囁かれている、なにか凶悪な犯罪が起きるたびに『ゲームの影響!ゲームの影響!』と連呼する頭の固いオトナたちがいますが、あんなものはまやかしです。

よく考えてください。

どう考えたってゲームだけのせいなわけがない。じゃあ、逆に聞くけど、スプラッター映画観たら殺人に手を染めるのかい?エロ動画観たら強姦に走るんかい?ジミ・ヘンドリックスのギターパフォーマンス見て人のギター叩き壊したりするわけ?

世の中犯罪者だらけだぞ。

 

違うでしょ?

 

犯罪に手を染める人間は基本的に自制心が未熟なんですよ。そこらへんの教育を今まで生きてきて親や学校、まわりの人達から学べなかった、もしくはコントロールしようとしなかった未熟な人間が犯すんです。

 

断じて言う。

 

ゲームが悪いんじゃない

 

ゲームは映画や音楽と同じく娯楽の一つである

見出しの通りです。

ゲームにも様々なジャンルがあり、自分が主人公になって物語を進めるRPGゲームなんかは映画や小説を読むのと同じ。登場するキャラクター達のセリフや行動で、人の感情を読み取ることも出来るし、時には涙を流して感動出来たりもします。

小さいころよく母親から「本を読んだ方が想像力を掻き立てられる」と言われました。たしかにそれはその通りなんだけど、本では味わえない臨場感やリアルな感情を感じ取れるのはゲームの方が上。うん、ゲームは映画に近いと思う。しかも映画は完全に受け身で画面を見るだけだけど、ゲームは手を動かしてこちらからアクションしたことに対してリアクションが返ってくるんだから、そりゃあ面白いに決まってます。

映画は観てもいいけど、ゲームはダメって感覚が僕には理解出来ません。

他にも戦略を練って戦ったり、お店を経営したりするシミュレーションゲームは、論理的に計画を組み立てて物事を推し進める思考が学べます。社会人になったら会社の上司から「PDCAを回せ!」と耳にタコが出来るほど言われるけど、ゲームによってそれを学ぶことが出来るんですよ。

ちなみにPDCAというのは 『Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(改善行動)』のこと。何度も失敗を繰り返し、反復してより良くしていくってことなんだけど、なんだかんだで人生はPDCAの繰り返し。

他にもマリオやロックマンでお馴染みのアクションゲームは、反射神経や動体視力を鍛えることが出来ます。まあ、どれほど人生において役に立つかわからないですが(笑)

ちなみにリズムに合わせてボタンを押す音楽ゲームだって、音楽が苦手な子でも楽しんでリズム感を鍛えることが出来ます。音痴でリズムが取れていないと回りから総スカンを喰らう僕でも音ゲーは楽しいと思ってますからね。

こんな感じで、ゲームも映画や音楽と同じく、今後の人生を送る上で貴重な知識や体験を学べる1つの娯楽です。モノによっては芸術の域に達しているゲームも存在します。

僕がその昔書いていたプレイ日記の『FINAL FANTASY X』とかですね。

はっきり言います。

 

ゲームは心を豊かにしてくれます

 

親としてゲームに懸念することはたった1つ

しかしながら、親として子供にゲームを与える上で、1つだけ大きな懸念事項があります。

現在、僕の娘は3歳ですが、小学生になってゲームをしたい、ゲーム機を買ってくれと言ってきたら心配してしまうことが1つ。それは・・・

 

・・・

・・・

・・・

 

ゲームにのめり込み過ぎないか?

 

この1点に尽きます。

確かに色々と学ぶことも出来て楽しいゲーム。しかしながら、楽しいいうのは諸刃の剣、悪く言えば中毒性が高いんです。止め時を失って気づいたら1時間、2時間とプレイし続けてしまいます。

個人差はあるでしょうが、まだまだ自制心が未熟で本能に忠実な子供が、自力で辞め時を見つけるのは難しいと思います。

幼稚園、小学校、中学校とこの時期の時間というのは、子供にとってかけがえのないほど大切な時間です。この時期に学ばなくてはいけないことがたくさんあります。

例えば、どうすれば人が喜んでくれるか?とか、なにをやったら人は悲しい気持ちになるのか?とか、この先の長い人生において上手に人と付き合っていく処世術を学ばなければいけません。

そして、やっぱり学生の本分である勉強をしないといけません。いや、しなきゃいけないというものではないですね。別に勉強なんかしなくてもいい。だけど、勉強しておくことで今後の人生でいっぱい得をするんです。ゲームで心が豊かになるのと同じく、勉強をすることで心が豊かになります。

なぜ勉強をするのか?

それは中学、高校、大学受験のためにするんじゃありません。学生の時に勉強して手に入れた貴重な知識は、人とコミュニケーションを取るのに非常に役に立ちます。

初めて会った人と会話をする時、お互いに知っていること、共通の話題があれば話が盛り上がりますよね?フランスの首都の話を相手がしてきた時に、パリを知らなかったら話が続きませんよね?相手が知っていて、こちらが知らないというのは面白くないですし、色々と損なんです。

今はGoogleで検索すればなんでも調べられるけど、今までの人生で培ってきた知識の方が圧倒的に強いんです。Googleで調べたところで会話が進めば、相手は感づきますからね。コイツたいして知らないなって。

 

まあ、そんなわけで、ゲームを大絶賛している僕ですが、親として考えた時、子供には勉強をしてほしいというのが本音なところなんですね。大切な娘ですからね。今後の人生を心身ともに豊かに生きてほしいと思うのです。

そのためにはゲームを楽しむのも大切だけど、それと同じくらい勉強だったり部活、それ以外の自分の興味のあることに全力で打ち込んでもらいたい。

 

ゲーム機を買い与えるなら約束(ルール)を作りましょ

ってことで、超長い前振りになっちゃったんですけど、ここで初めて先日書いたこの記事が生きてくるんですね。

ゲーム機を買ってくれない親を説得するには、自分でルールを決めて宣言するといいよって話

もしもゲーム機を買ってほしいとお子さんに頼まれていて、迷われているのであれば、お子さんと一緒に読んでみてください。

ゲームを買い与える時に、子供と一緒に約束を作るんです。

例えば・・・

・「宿題が全部終わってからゲームをする」

とか

・「1日2時間まで」

とか

・「テストで80点以上を維持しないとゲーム機の没収に文句を言いません」

とか。

もちろん約束したことを守れなかった場合はゲーム機を没収で(笑)

僕の弟が小学生の時、かたくなにゲーム機(ゲームボーイカラー)の購入を許してくれない頑固な父親に対して、誓約書を書いて許可を取り付けていました。ゲーム機1つ購入するにも、「約束を守らせる」、「自分の頭で考えさせて交渉させる」ってことを学ばせられます。

うまく利用するべきです。

 

最後に・・・

いかがだってでしょうか?

僕自身、ゲームが好きなんですが、いざ自分の子供に買い与えてみることを想像してみたら、やっぱり無条件にOKは出せないなあと思ってしまいました。

小さいころ、両親に「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」とよく言われましたが、親となった今、その言葉の意味と重さを十分に感じています(笑)

 

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