【映画の感想】『パトリック 戦慄病棟』(2013年、オーストラリア)

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パトリックというタイトルのオカルト臭さとパッケージの見た目に魅かれてレンタル。
ホラーは一人で観るものではないので、またしても友人宅で観賞した。

オススメ度:★★★★☆☆☆☆☆☆ ★4点

*★10点が満点。点数は管理人の個人的点数です。異論反論は認めます。
*記事内の最後で見出しに”感想(ネタバレ)”と書かれているところでネタバレしています。

 

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どんな映画?

1978年のオーストラリアのサイキックホラー「パトリック」のリメイク作。

舞台はどこからどう見ても胡散臭くて怪しい脳死患者を扱う郊外の病院。前任者が謎の失踪を遂げ、代わりに赴任することになったヒロインの看護師キャシーは、脳死の美少年パトリックに出会うのだが・・・。
病院で働くのは、院長、婦長、1人の同僚。その中でも婦長がぶっちぎりで怪しく、ホラーでした。

DVDのパッケージと同じくダークな雰囲気と、恐らくホラーを意識した一昔前のような映像の荒さで怖さを演出しているが、正直そこまで怖くないので、ホラーが全然ダメという方でも全然見れると思います。どちらかというと、得体の知れないものが存在するような日本的な恐怖ではなく、ドッキリ系な怖さです。

 

オススメポイント

怖くありませんでしたが、怖がらせてやろうというサービス精神が旺盛です。
ホラー映画の定番ですが、「これからお化けが出てくるぞー(BGMで煽り)」→ 「あれ?出てこない?(BGM止む)」→ 「バァー(お化けが出てくる)」と3段階で終わるのですが、この映画、「バァー(お化けがでてくる)」を何回も立て続けに繰り返してきます。
これについては好感を抱く方と、くどいと思う方で分かれると思いますが、怖くないので後者の方が多いと予想します。

また、オススメポイントではなく、なんで?どうして?ポイントが多数存在します。
美少年パトリックが超能力でヒロインの回りの人間に危害を加えていくのですが、その超能力の設定が曖昧というか、なんでも出来てしまうので、いちいち「なんで?」、「その行動に意味あんの?」って思ってしまいます。
車のシーンではさすがに「リメイクするならそこはお金かけろよ!」と心の中でツッコんでしまいました。

ストーリーや登場人物にツッコミを入れて鑑賞するのが、正しい楽しみ方と言えます。

感想(ネタバレ)

いかにもB級な映画でした。個人的にはこういう映画を観ながら途中で眠っていくのが最高に幸せな睡眠方法です。そういう意味では良い映画です。

オススメポイントで少し触れましたが、パトリックの超能力の設定が通電していればなんでも出来てしまうという能力のため、この時点で現実味がありません。グッと現実世界に引き戻してくれます。ホラーじゃなくSFやんけ!!ってなっちゃうわけです。

ヒロインのキャシーに対する感情も、キャシーとどうなりたいのかもわからない。劇中で伏線をいくつか張っていましたが、まともに回収出来たのは灯台を灯すのに病院の電気全てを使わなければならず、その隙をついてパトリックを倒すという事だけ。パトリックがなぜ、キャシー以外の人間に話しかけなかったのか?婦長がパトリックの超能力を知っていながらなぜ隠蔽していたのか?キャシーに近づいた精神科医のオッサンを車ごと崖から落とすとき、なぜ崖の前で一旦停止したのか?

最後まで観ても、なんもわかんねえよ!!!!!

そして、この病院は人の生死の判定を誤るという、医療現場としてあるまじきミスを犯している病院だということも忘れずに伝えておく。

 

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