Nintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を30時間以上プレイしてみての感想

8 min
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ここ最近、アホみたいに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプレイ日記を更新してきました。ここまで毎日同じカテゴリーの内容をブログに連投したのは初めてなんじゃないかと思えるほどの連投を見せております。

それほどまでに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が面白いのです。

これまで29回プレイ日記を書いてきたわけですが、まともにレビューしていないなと思ったので、今回ここでどれだけ『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が面白いのかをレビューしてみたいと思います。

 

まず、僕が1番言いたいことを最初に書いときます。

 

ニンテンドースイッチ

買ったんなら

プレイしなきゃ損だぞ!!

 

もうね、この一言に尽きます。

それくらい『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は面白い。いや、別にニンテンドースイッチ持ってないって言うのなら、Wii Uでもいい!

 

と に か く

プレイしてみて!

 

さて、今回は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』いったいどこがそんなに面白いの??っていう人の為に、30時間以上プレイした拙者が、その面白さと魅力をこれでもかというほどに書いてみたいと思います。

もちろん、未プレイの人に向けて書いているので、知ってしまっては面白さが半減するストーリーや謎解きに関してのネタバレは無しで。トレーラーにある内容については少しだけ触れるかもしれないので、そこはご容赦くださいませ・・・。

それでは書いていきましょう!『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、30時間以上プレイした感想&レビューを!!

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドのタイトルコール

 

と、その前にゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ってどんなゲーム?

ジャンルで言えば、アクションアドベンチャーゲーム。

ストーリーは超単純に言ってしまえば、ガノンという敵を倒し、ゼルダ姫を救い出すことがゲームの目的となります。マリオと一緒ですね。クッパ(ガノン)を倒してピーチ姫(ゼルダ姫)を救うってところが。

ゼルダの面白いところは、ガノンを倒しゼルダ姫を救うために様々な場所を訪れて、様々な人物・キャラクターに出会い、敵を倒したり、謎を解いてダンジョンをクリアするという、RPG的な要素も強く盛り込まれているところ。

またストーリーが非常にドラマチックで感情を揺さぶられるところもポイントが高いです。ガノンを倒すまでの道中で出会うキャラクター達も個性豊かで魅力的。リンクの出会うキャラクター達にも奥深いバックボーンがあり、それが大きな感動を呼び起こしてくれます。

特に僕が好きなキャラクターはリンクの家を作ってくれるサクラダさん。

危うくも純粋な若さ

[サクラダ]
これが若さ・・・ 危うくも純粋・・・

 

そして、ゾーラの里の王子シド。

王子シドの名言「グーッ ジョブだ!」

[シド]
グーッ ジョブだ!

たぶん、プレイすればわかるはず!この2人の魅力については!

 

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の魅力

そんじゃ、もっと突っ込んで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の面白さについて書いていこう。

 

自力でクリアした時の面白さ、「気づき」と「閃き」のゲーム

ゲームを始めて、簡単な操作方法を学んですぐに、リンクは「始まりの台地」に放り出される。

開かれた門から漏れる外の光

貴方は ハイラルを再び照らす光・・・
今こそ 旅立つ時です・・・

 

そして、「始まりの台地」では武器の使い方、塔の起動や試練の祠(ほこら)などの、今回の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のゲームシステムについて軽く教えてもらうこととなるのだが、このチュートリアルで教えてもらえることは最低限の内容となっている。

ただ、これは不親切でそうなっているのではないということがプレイしていく中で必ず気づかされる。

ここで学んだ最低限の内容を元に自分自身で試したり、工夫をしたりしながら用意されている課題をクリアしていく。この時に自分自信の力で気づき、閃き、謎を解けた時の達成感が素直に気持ちいい。

難易度も絶妙で、これが快感なんですよ。

 

ゲームスタート後に入手するこの「シーカーストーン」というアイテム。

シーカーストーンで門を開く

シーカーストーンを かざすのです・・・
それは貴方の道を開くもの・・・

このアイテムを駆使して、魔物を倒したり、試練の祠(ほこら)というダンジョンの謎解きをしたり、ボスを倒したり・・・。このブレスオブザワイルドでキーとなる重要なアイテムでございます。

金属の物体を遠隔操作できる「マグネキャッチ」。金属製の宝箱を水中から引き上げたりもできます。

マグネキャッチで宝箱を水中から引き上げる

 

謎解き以外にも敵との戦闘でつかえる「リモコンバクダン」。自分を巻き込んで自滅することも・・・。

リンクのリモコンバクダン自爆

 

物体の時間を止める「ピタロック」。止めている間にハンマーで殴ったりリモコンバクダンで衝撃を与えると、重たい岩でも時間が動き出した時に吹っ飛ばすことができます。

ネヅ・ヨマの祠、最後の難関③

 

水を凍らせる「アイスメーカー」。足場を作ったり、敵の攻撃を防いだり、色んな使い方が出来ます。

アイスメーカーでハユ・ダマの祠の中へ

 

写真を撮ることのできる「ウツシエ」。ハイラルの世界の動物や素材、武器などを撮ってハイラル図鑑を作成することも出来る。図鑑のコンプリートを目指すもよし、美しきハイラルの世界の絶景写真を集めるもよし、これ1つだけでも結構楽しめますw

プルアをウツシエのフレームに収める

 

これらのシーカーストーンアイテムを駆使して、冒険に立ちはだかる数々の謎を解き明かし、敵を倒していきます。

 

美しきハイラルの世界

ゲームシステム以外にも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』には、特筆すべき素晴らしいところがあって、それはめちゃめちゃグラフィックが綺麗だというところ。

ニンテンドースイッチはプレステ4と比較すると、どうしてもハード面のスペックが低いと言わざるを得ないのだが、驚くほどにグラフィックが美しい。プレステ4のように実写と見分けがつかないほどのリアルな描写ではなく、カートゥーンに近いグラフィックにすることでこれを実現しているのだと思われる。

そしてスゴイのは、ただ美しいだけじゃないところ。ハイラルの世界に住まう生き物たちが生き生きと動いているところなんです。まるで生きているように。これはムービーシーンだけじゃなく、通常のフィールドでプレイしている時も味わうことが出来ます。すごくね?

強そうな青いゴブ

 

リンクを襲う魔物として登場するボコブリン。1vs1のサシの勝負をすることもあれば、群れになってリンクをタコ殴りにしてくる憎き敵なのに、どこか憎めないんですよね。夜は寝て、昼はイノシシや鹿を狩り、仲間でたき火を囲んで踊ったりしながら、彼らも彼らなりにハイラルの世界で生きているのが、プレイしていると垣間見えてくるんですよ。

リモコンバクダンの活躍

 

まあ、出会ったら

容赦しないけどね

リモコンバクダンで大爆発

 

サブタイトルにある "ブレス オブ ザ ワイルド" "野生(自然)の息吹" という意味合いなんだろうと思う。

それほどまでに獣や鳥、虫や花、そしてリンクを襲う魔物達までもが生き生きとしていて、当てもなく歩き回っているだけでも楽しめるようになっている。まさに生き物たちの息吹を感じられるようになっている。

 

ちなみに、僕がプレイしていてハイラルの世界が最も美しいなと感じるのはパラセールというアイテムで空を飛んでる時。ハイラルの世界を一望出来る最高に気持ちイイ瞬間がこのパラセールをしている時です。

パラセールでの滑空リンク

是非ともパラセールを入手したら、空を飛びまくってほしい。

 

※ゲーム開始直後、リンクが半裸で目覚める姿を見て、僕は「これがワイルドということなのか」とプレイ日記の1番最初に書いていたが、それは間違いであったことをここで訂正させていただきます。

半裸のリンクを見てワイルドの意味を間違えた日記:
ゼルダの伝説BotWプレイ日記01:ゼルダ初心者がハイラルのオープンワールドに舞い降りる

 

とにかく自由!!好きな場所から冒険出来る!!

上述した通り、リンクは「始まりの台地」と呼ばれる場所でハイラルの世界での生き抜き方を学びます。ある意味、「始まりの台地」がチュートリアルと言えるのだけど、このチュートリアルを卒業して、「始まりの台地」の外へと飛び出す時がやってきます。

ここからはもう本当に自由。ガノンを倒すという目的があり、その最終目的までにはいくつかの課題をクリアしていくことになるのだけど、その道中のクリアする順序はプレイヤーに委ねられます。好きな地方に行って、冒険を楽しめるようになっています。もちろんメインのストーリーをクリアする上で、迷うことがないよう冒険手帳というアイテムで次に向かうべき場所を確認できるので、ご安心を!効率よくストーリーを進めたい場合は冒険手帳を見ながらやるのもアリです。

電気の矢を20本集める事に成功

 

まさに上京して一人暮らしを始めた大学生のごとく、

 

素晴らしき解放感!!

全ての行動が思いのまま!!

 

シーカーストーンにはマップ機能が備わっていて、各地にある塔を起動させることで、周辺のマップ情報を手に入れることができます。

[①マップに情報のない新しい地方へ行く]→[②塔を起動させてマップ情報を入手]→[③マップ情報を手に入れた地方を探索する]とこんな手順で冒険をしていきます。もちろんマップ情報なんていらねえよ!!って場合は無視して進めることもできますが、さすがにマップ情報は手に入れときましょう(笑)迷子になりますから。ええ、マップ情報無視してたら僕も迷子になりましたから。

ハイラルの大地周辺のマップ情報を追加

 

てかね、こんだけマップが広いと必然的に寄り道が増えるってーの!!しかも気になるようなポイントには、なにかしら仕掛けが施されています。試練の祠があったり、敵が待ち伏せしていたり、貴重なアイテムをくれるコログという妖精さんがいたり・・・。これらの寄り道は、武器の入手だったり、リンクの強化につながるため、決して無駄にならない。

 

 

各地で出会うキャラクター達は、リンクに力を貸してくれたり、何かに困っていたりするので、お互いに助け合いながらストーリーを進めていきます。

ちなみに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のストーリーはクエスト形式になっています。ガノンを倒すまでのメインストーリーに絡むクエストが「メインチャレンジ」、メインストーリーに関わらないけどもクリアすると報酬がもらえる「ミニチャレンジ」、あとは隠されたダンジョンをクリアする「ほこらチャレンジ」の3種類があります

あと、試練の祠(ほこら)というダンジョンが各地にあり、クリアすることで「克服の証」というアイテムをもらうことが出来ます。この「克服の証」を4つ集めるごとに、リンクのHPとなる「ハート」、もしくはダッシュや水泳、パラセールで空を飛ぶ時に必要となる「がんばりゲージ」を強化してもらえます。

試練の祠(ほこら)はクリアしなくてもメインストーリーを進めることが出来ますが、戦いをより有利に進めるにはある程度は、リンクの強化の為にクリアしておきたいところです。

ここら辺のリンクの育成も、完全に自由となっていて、自分なりに考えて攻略していくところが面白いですね。

 

ゲームシステムで知っておきたいこと

便利だけど、唯一不満なオートセーブ機能

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ではオートセーブ機能がついています。メインチャレンジなどのクエストをクリアした時や、塔を起動したり、新しい村や場所に到着した時に自動的にセーブしてくれるようになっています。

もちろん手動でセーブをすることも可能です。

オートセーブのおかげで、敵に倒されたり、高いところから落ちたり、溺れたりしてゲームオーバーになっても最新のセーブデータが呼び出せて、何時間も巻き戻ったりしないところが非常に便利です。

セーブデータ呼び出し画面

 

ただ1点、個人的に非常に不満に思うところが、古いセーブから自動的に消されてしまうところ。手動でセーブしたものも含めてどんどん古いセーブデータが上書きされていきます。そのため、例えば気に入ったムービーシーンの前でセーブしておいて後からまた見ようと思っていても、ゲームを進めてしまうと上書きされてしまうので消えてしまいます。

またアイテムなどの取り逃しをしてしまった場合、手の打ちようがなくなってしまいます。

せめて手動で残したセーブくらいは別枠で残しておいてほしいところです。アップデートで改善してほしいなあ・・・。

 

武器が壊れる!!

敵を倒したり、宝箱から入手したり、はたまたクエストクリアの報酬で手に入れることの出来る剣や弓などの武器は、使っているうちに壊れてしまいます。

最初これには驚きました。プレイして初めて手に入れる武器が「木の枝」なんですけど、まあ「木の枝」なら壊れてもしかたないかと思っていたら、「旅人の剣」や丈夫そうな「騎士の剣」まで、すべての武器が壊れるということを後で知りました。

これ、最強武器を手に入れても壊れるんかwwwww

ちょっと衝撃的でした。

ただ、このシステムは賛否両論ありそうですけど、個人的には良いんじゃないかと思いました。ある程度の強さの武器を1本たずさえて、敵に切り込んでいき、壊れてしまったら現地調達。『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー的サバイバル感が味わえますwww

敵を倒せば、結構な頻度で武器を落としてくれるので、武器がなくて困るということは滅多にありません。問題なのは武器の手持ちがいっぱいになった時、どの武器を持っておくかという取捨選択、武器のマネージメントを考えないといけないところ。

武器によっては、木を切るための「木こりのオノ」や、鉱石を集めるのに必要な「鉄のハンマー」など、使用目的によって種類の違う武器を使い分ける必要があります。そこらへんを考えながらプレイするのも面白いですね。

 

移動速度が大幅アップ!愛馬を手なずけろ!

ハイラルの世界はクソ広いです。

しかも上述した通り、寄り道要素満載なわけで、歩いていたら目的地に辿り着けないこともしばしば。そんな時の為の馬システム!!

ハイラルの各地には馬宿という施設があり、そこに馬を預けたり、連れ出したりすることが出来ます。

双子馬宿

 

馬に乗る為には、まず野生の馬を手なずける必要があります。一度手なずけてしまえば馬に乗るようになり、馬宿に連れて行って登録することで、馬とはぐれてしまっても馬宿から呼び出せるようになりまっす!しかも手なずけた馬には、自分で好きな名前を付けられるのが超嬉しい!!

手なずけるのに何度も振り落とされるの図。

茶単色馬に吹き飛ばされる

 

馬によっては、「じょうぶさ」、「スピード」、「がんばり」のステータスがあり、高い能力を捕まえるには色が単色の馬を捕まえる必要があります。

何度も振り落とされて、ようやく捕まえた僕の茶色の愛馬ザビエルは単色馬であるのにも能力が低いときてる。

馬の登録完了

 

それでも何度も乗馬していると愛着が沸いてきますね。

まあ・・・、今では黒の新しい愛馬ガリレオを乗り回してるけど・・・。ザビエルすまん。

ガーディアンの攻撃を避けるリンク

 

自分の家が持てる!!

ストーリーを進めて、ハイラルの通貨である「ルピー」を払うことによって持てる『リンクのお家』。

リンクのお家

リンクのお家

 

家の中のベッドで寝れば、ハートの回復が可能で時間を進めることも出来ます。マインクラフトと同じく、夜は視界が悪く夜専用の魔物も出てくるので、死亡率を下げるためには夜をスキップしたくなった時に便利。

作ってもらったベッド

 

また、剣、弓、盾をそれぞれ3つまで保管しておくことが出来ます。大切な武器を預ける倉庫としての役割も果たしてくれます。

作ってもらった武器、弓、盾スタンド

 

体力回復の為の料理システム

フィールドを歩いていると、「リンゴ」や「どんぐり」、「ハイラルダケ」などを拾えます。鳥やイノシシを弓で撃てば、「ケモノ肉」や「トリ肉」を手に入れられます。これらの食材はそのまま食べても、リンクの体力であるハートを回復出来ますが、なんと料理をすることによって回復量がアップします!

ピリ辛煮込み果実

 

ただね、この料理システム。僕のプレイの仕方が悪かったのか、序盤の「始まりの台地」で料理をしなければならないという局面を迎えるのですが、料理のやり方がわからず思いっきり行き詰まりました。

料理に行き詰まり解決した時の日記:
ゼルダの伝説BotWプレイ日記07:初心者必見!料理のやり方とトゥミ・ンケの祠の攻略!

 

料理の作り方は、アイテム画面の食材を選んだ時に出る「手に持つ」コマンドを選びます。

 

手に持つコマンド

テストに出るからね!

料理をするための「手に持つ」コマンド

 

以上、レビューでした

本当だったら、もっとストーリーの奥深さやドラマチックさ、王〇シ〇と共に戦う神〇との○○〇やリンクのことを〇するミ〇〇ーのあまりにも切ない〇〇ストーリーを存分に語りたいところではあるのですが、大幅なネタバレになるので、今回は我慢します。

恐らく既にプレイした人なら伏字の部分を簡単に埋められると思います。

ここまで長々と書いてきて僕が言いたいことは1つ。

 

 

とにかくプレイしてみて!

 

 

序盤どんな感じなのかを知りたい方はこちらをどうぞ:
ゼルダの伝説BotWプレイ日記01:ゼルダ初心者がハイラルのオープンワールドに舞い降りる

 

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