ゼルダの伝説BotWプレイ日記89：サルファの丘で王家の白馬探し！サーディン公園跡のウツシエの記憶

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』プレイ日記第89回目。

今までマップを解放していたにもかかわらず、その存在に気づかなかった平原外れの馬宿へとやってきた前回。最寄りの試練の祠『ルヨ・タウの祠』をクリアしてひと段落。

前回日記：ゼルダの伝説BotWプレイ日記88：平原外れの馬宿で王家の白馬の情報を入手！ルヨ・タウの祠を攻略！

馬宿のトーテツの爺さんからこの近辺のサルファの丘に白馬が居ると教えてもらったので、その白馬を手に入れることにする。

『マスターソード』、『古代兵装・上鎧』、『古代兵装・下鎧』を入手して着々とガノン戦への準備を始めている。この調子で白馬も入手してゼルダ姫との感動的な再会に備えておきたい。

そう思っているのだが･･･

肝心の神獣解放を

あと１つ残しているという

体たらく･･･

そろそろ解放せねば･･･

次の目的地はサルファの丘！

現在地の『ルヨ・タウの祠』から北西の方向に進めば、サルファの丘がある。

一応、サルファの丘に向かう前に前回受注したミニチャレンジ『王家の白馬』の詳細を確認しておく。

王家の白馬

平原外れの馬宿にいる　トーテツから
白馬を連れてきて欲しいと頼まれた

サルファの丘にいたという　白馬は
毛並みにムラが無い　美しい真っ白な馬で
いつも他の馬の群れとは　少し離れた所にいたらしい

なるほどなるほど。一匹狼ならぬ一匹馬ということなのね。美しい真っ白な馬ならさぞ目立つことでしょう。見つけるのにそれほど苦労しないんじゃないかな。

そんな楽観的な考えでサルファの丘に行ってみると、居ました！馬が！！

群れから離れているってチャレンジ詳細には書いてあるから、たぶんあの３匹の中には居ないんだろうなと望遠鏡をのぞいてみると・・・。

うん、居ないね･･･

で、白馬を探しながら道沿いに歩いていると、前方になにかがある模様･･･。

このゲーム、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』では「何かあるな」と思って行った先には必ず何かがある。

実際に行ってみると、馬の像のある遺跡みないなものが見えてくる。

あそこかッ！！

あそこに白馬がいるのか！！

サーディン公園跡での思わぬ発見

馬の像を目指して進んでみると、テロップでこの場所が『サーディン公園跡』だと判明。サーディン公園跡？初めて来た場所なのだけど、この名前をどこかで目にした気が･･･。

サーディン公園跡の中に入り馬の像まで来てみるとなんか地面が黄色く光ってる。ここでようやく思い出した。サーディン公園跡ってたしか平原外れの馬宿でカンギスが言っていた場所だと。白馬を探しに来たのに、ウツシエの思い出を見つけちまったよ･･･。

いや、

もちろん見つけた以上

しっかり鑑賞しますけどね

黄色く光る場所で［Ａ］ボタンを押すと毎度おなじみのリンクの思い出しモーション。『雷鳴の兜』はずしておくんだったな･･･。なんだこのVRゲームやってるみたいな恰好は。

思い出した記憶その14「ラネール山へ」

ウツシエの記憶のムービーは、リンクとゼルダ姫が馬に乗ってサルファの丘を移動しているところから始まる。

で、ゼルダ姫が愛馬と共に映し出された瞬間に「あっ！」となる。

「辛抱強く　なだめてあげれば　馬には必ず気持ちが通じる」

貴方に教えて貰ったおかげで　本当にこの子と仲良くなれました

･･････この王家の装備も最初　この子には　あまり似合わないかな
と思っていたんですが　今ではすっかり馴染んで見えるんです

相手を想う気持ちって　大事なんですね･･････

王家の白馬の乗り手は

ゼルダ姫だったのかッ！！

なるほど。もしかしたら、この『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』というゲームの目的は、ガノンを倒すことではないのかもしれない。100年の時を超えたリンクの壮大な冒険の真の目的は、愛する姫の愛馬の子孫を彼女のもとに連れていくことなのかもしれない。

『悪を倒して世界を救うこと』がテーマなのではなく、巨悪が世界にはびこったとしても、強くたくましく生きる小さな命があるのだ、その小さな命は人知れず連鎖していくのだという『ゼルダ姫の愛馬』がテーマなのか。

って、バカかッ！！

んなわけあるか！！

そんなしょーもないノリツッコミをしている間にリンクとゼルダ姫が夕日をバックにサーディン公園跡へとやってくる。

なんなんだ

このロマンティックな光景は

で、２人は馬から降りてサーディン公園跡内を歩き始める。いったいこの２人はサーディン公園跡になにをしに来たのだろうか？

てか、今回のウツシエの記憶は、終始ゼルダ姫の表情は柔らかく、口調は穏やか。リンクとのギクシャク感もまったくない。

時系列で言うと、まだガノンの復活が間近に迫っていない時期のように思える。恐らくこれまで見てきたウツシエの記憶の中で一番過去のものだと思われる。

これから夜も更けるという夕暮れ時に２人っきりでサーディン公園跡に来るってことはもうデート以外のなにものでもないですやん･･･。ああ、リンクになりたい。ゼルダ姫と一緒に２人乗りで乗馬したい。

もしかしたら、これからゼルダ姫がリンクに告白するのではないか？そんな風に思っていると、ゼルダ姫が夕日をバックにリンクに背を向けて話し始めるではないか。

あの向こうには　知恵の神ネールより名を頂いた
ラネールという山が　そびえています

「齢17に満たぬ者　知恵無き者として　入山を禁ずる」

･･････ラネールは　そんな仕来たりを持った山なんです

唐突にラネール山の仕来りについてゼルダ姫から語られ、話が見えてこない。結婚式はラネール山でやりたいけど、17歳になるまでは入山できないから、もうちょっと待ってくれ。っていうことなのかな？

いや、ハイラル王の娘なんだから結婚式はハイラル城でやらないと親父さんに叱られるんじゃないの？

とか、もう深夜にプレイしてるから僕の頭はいい感じにおかしくなってきている。このムービーシーンを観てて、完全にリンクとゼルダ姫の恋愛シーンなのかとばかり思っていたのだが･･･

力の泉でも　勇気の泉でも　私の力は目覚めなかった･･････

でも　あの地なら･･････
知恵の神様の　あの泉でなら　もしかしたら･･････

根拠は何も有りません･･････

けれど僅かでも可能性が有るのなら
私はそれに縋りたいのです･･････

明日　私は17歳になります

･･････あの山に　行ってみようと思います

完全に騙された

前半の乗馬シーンに

まんまと騙された

今回のウツシエの記憶は、ついに封印の力を目覚めさせることが出来なかったゼルダ姫が、最後の賭けにラネール山へ行く決意を固めるシーンだということがわかった。

これまでのウツシエの記憶の中でも、今回の記憶はかなり重要なシークエンスじゃないか！この記憶から、ゼルダ姫と英傑５人が全員集合したところでガノンが復活する次の記憶につながるわけですよ。

時系列的にガノンの復活がもっとも間近に迫っている時の記憶。前半のゼルダ姫のほんわか乗馬モードに完全に騙されたけど、あれは「自分が封印の力を目覚めさせることが出来なかった」という大きな挫折を一旦受け入れたということなんだと思われる。だからこれまでの記憶でゼルダ姫が見せてきた焦燥感や苛立ち、迷い、不安がないのだ。そして、だからこそリンクに対して普通に接することが出来ていたのだろう。