発売日に購入した『ポケットモンスター サン』をコツコツプレイしてなんとか年内に殿堂入りを果たした。
と言ってもこれ書いているのは年明けてからなんですけどね。あけましておめでとうございます。
いやあ、新作『ポケットモンスター サン』めっちゃ面白かった!!初代ポケモン赤緑世代の僕にとって、ポケモンシリーズの中で1番面白いのは初代赤だったんだけど、今回のサンはそれを上回るんじゃないかってくらい。
ストーリー良し、キャラクターデザイン良し、ゲームシステム回りの細かな部分の改良良しと3拍子揃っていて、ポケモンシリーズのマンネリを打破する工夫が随所に見られつつ、さらにポケモンに愛着が持てる演出が嬉しい。
とにかく今回のポケモンはストーリーが抜群に良い!
今までのシリーズに登場したキャラクター達も出てきて、「おっ!」って思わせてくれる。ポケモンブラック/ホワイトで迷走していた時は「ポケモンももうおしまいやな」と思っていたけど、XYを経てサンムーンで一気に盛り返してきた感がある。
「まだまだポケモンは面白いんやで!」というゲームフリークの意地を見せつけてきた『ポケットモンスター サン/ムーン』、今回はポケモンリーグを制覇し殿堂入りを果たしたので、そこまでの感想を書いてみる。
目次
最初の御三家選びからなにかが違う
最初にもらうポケモンを3匹の中から1匹貰うシリーズでお馴染みの御三家選び。
今回、ここのイベントからこれまでのシリーズとはなにかが違うというのをひしひしと感じさせてくれる。
いつもならプレイヤーが一方的に3匹の中から1匹を選んで、はい冒険スタート!って流れなところを、サンムーンではプレイヤーがポケモンを選んだあと、選んだポケモンがプレイヤーに付いていくかを決断する演出が挟まれる。このイベント、必ず選んだポケモンはプレイヤーのことを認めて付いてきてくれるので、早くストーリーを進めたい人やポケモンを厳選しまくる人にとってはクソみたいなイベントかもしれないけど、初めて手にするポケモンとの出会いの演出が心をほっこりさせてくれる。
これからこのポケモンでエンディングまで進めるんや!とやる気にさせてくれる良い演出。ちなみに僕が選んだのはニャビー。クソ可愛かった(過去形)。
主人公とリーリエ、二人の物語
試練をこなし、ポケモンリーグを制覇せよ!
今回のポケモンは演出にかなり凝っていて、イベントシーンが多い。個人的な感覚で言うと、FFXをプレイしているような気分になった。目的地へ行ってイベントシーンを観て、また次の目的地へ向かいイベントシーンを観るといった感じ。ほぼ一本道。ポケモンリーグ制覇まで、あっち行ったりこっち行ったり出来る自由度がほとんどないかわりに、ストーリーで迷うことはない。
これは賛否両論あると思うけど、ポケモンのストーリーは壮大なチュートリアルと感じている僕にとっては、ストーリーで迷う必要のない今回の仕様は親切でありがたい。どうせこんだけ頻繁にイベントシーンが発生するのはエンディングを迎えるまでの間だけだしね。存分にストーリーを楽しんだ方が得というもの。
さて、今回のポケモンのストーリーは主人公が、いつも通り舞台となるアローラ地方を回り、ポケモンリーグを制覇すること。
今までのシリーズと大きく異なる点が、段階的に自分の強さを測れるジム戦が「試練」に置き換わったということ。ポケモンバトルではなく、なんでもありのバラエティに富んだ課題が主人公に降りかかる。当初ジム戦がなくなると知った時は、「ああ、マンネリ打破のためにジム戦なくすのか・・・」と思ったけど、それに取って代わった「試練」がなかなかに面白い。
個人的に一番のお気に入りの試練はアーカラ島のカキの試練だ。不覚にも電車内で声を出して笑ってしまった。
リーリエの成長物語
これまでのシリーズで主人公以外のキャラクターがここまでメインストーリーに関わってくるとはなかったんじゃないだろうか?って思えるほど、ヒロインのリーリエが目立ちまくりんぐ。
主人公はドラクエのごとく一言もセリフを発さないので、リーリエが主人公なんではないだろうかと思えるほど。
物語はリーリエがコスモッグというポケモンと一緒に、謎の施設から逃亡するところから始まる。果たしてリーリエはなぜ逃げなければならなかったのか?ってか、リーリエって何者?あと、リーリエの逃亡を助けたコスモッグというポケモンの正体は?
冒頭からいくつもの謎が降りかかり、その後御三家ポケモン入手とほぼ同じタイミングで、主人公がリーリエと出会うことになる。その後、少しずつリーリエという人物がどういった娘なのかストーリーを進めていく上で明かされていく。
アローラ地方の島々を巡り、ポケモンリーグ制覇を目指す主人公と、ある目的のためコスモッグと共にアローラ地方の遺跡を巡るリーリエ、この二人の物語が時に絡み合い、怒涛の伏線回収と最高に盛り上がるクライマックスにはワクワクが止まらなかった!!
アローラのポケモンリーグ
シリーズ名物のポケモンリーグ。今回の『サン/ムーン』のポケモンリーグはいつもと違う!!!
以下の画像をよく見ていただきたい。初代となっているのがおわかりいただけるだろうか。
そう!主人公が制覇するポケモンリーグはアローラ地方で記念すべき第1回となるポケモンリーグなのだ!
主人公が御三家を手にした時にはまだアローラ地方には、ポケモンリーグが存在しておらず、ストーリーを進めることでとある人物がアローラ地方にポケモンリーグを作ることになる。
四天王の最後にこれまでのシリーズであればチャンピオンと戦うことになるのだが、今作は初代ポケモンリーグという設定なのでチャンピオンが存在していない。代わりに違う人物と戦うことになるのだが、その人物とのバトルが最高に熱い!!
四天王撃破後、その人物とのバトルまでの流れ、バトル時のBGM、演出、セリフ、なにからなにまで非の打ちどころがないほどに素晴らしいデキ。
こんなにポケモンでワクワクドキドキしたのは、初代ポケモン赤をプレイした時以来なんじゃないかというほどの最高の盛り上がりを見せてくれる。さすがポケモン20周年、最後にこんな幻のバトルをブチ込んできてくれるなんて最高すぎるwwww
きっと、僕と同じく初代からプレイしている人ならば、最後のこの展開には血沸き肉躍ることだと思う。それほど最後の対戦相手は、まさかそんなバカな!!と思える人物だった。
殿堂入りまでプレイした感想まとめ
さて、ここまで主に殿堂入りまでのストーリーについてネタバレなしで書いてきたわけだけど、そろそろまとめたいと思う。
ポケモンサンをプレイして、一番言いたかったこと。それは・・・
リーリエが可愛すぎる
いつもはオトナのお姉さん、バッドガールに胸を躍らせている僕だったが、こんな少女に肩入れしてしまうなんて!!
リーリエをデザインした人に敬意を表したい。本当にありがとうございます。
本当はもっとリーリエのことを書きたかったけど、ストーリーのネタバレは面白さ半減なんで今回は控えときます。それほど今回のストーリーはクライマックスでのネタバレが衝撃的だったし、最後のリーリエの決断と変化にはすごく感動した。
ストーリーから見て、今作『ポケットモンスター サン/ムーン』は、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる過去最高傑作のポケモンだと思う。
とにかく未プレイの人はプレイしてみて!
過去最高傑作!?ポケモン サンムーンを殿堂入りまでプレイした感想-ゲームシステム編
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