『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』プレイ日記第132回目。
体力が4分の1を切ったのをきっかけに体中が硬化して攻撃無効のパワーアップを遂げた厄災ガノン。マスターソードの攻撃が弾かれて苦戦するも、英傑の力『ダルケルの護り』と『ウルボザの怒り』を使って厄災ガノンにトドメを刺した前回。
前回日記:ゼルダの伝説BotWプレイ日記131:【ガノン討伐編11】硬化した厄災ガノン!英傑の力でねじ伏せろ!
ついに
厄災ガノンの討伐を
成し遂げることが出来た
ついにエンディングかと思いきや・・・
厄災ガノンと戦ったドームのような部屋から脱出し、気づけば草原へとワープしてくるリンク。その傍らにはなんと王家の白馬がスタンバっていた。
なるほど、これからゼルダ姫と再会を果たすことになる。エンディングでゼルダ姫とこの白馬に二人乗りするってことなのね。
この美しい夕日と言い
なんてニクイ演出!
いったいどんなエンディングが観られるのか思ったのも束の間、リンクが振り返ってみるとそこに居たのはゼルダ姫ではなく倒したはずのガノン・・・
なんで
まだ生きてるのwww
もしかして前回、厄災ガノンが爆発してドームの天井にガノンの破片たちが蒸発していったのは、魂がまだ生きてたってことだったのか・・・。
[ゼルダ姫の声]
ガノン・・・・・・
これはまだ
もう1戦あるのか・・・?
[ゼルダ姫の声]
遥か古代に生まれ 幾度滅ぼされようとも復活を繰り返す
憎悪と怨念の権化
[ゼルダ姫の声]
復活を諦めない妄念から暴走した姿
[ゼルダ姫の声]
世に放てば 100年前を超える悲劇となるでしょう
そういや厄災ガノンと戦っていた時に、引っかかっていたことがある。始まりの塔で初めて厄災ガノンを見た時、雲のような実態のないドラゴンのような敵なんだと思っていた。
『ウツシエの記憶』でゼルダ姫と英傑5人が集合した時に厄災ガノンが復活した時も、始まりの塔で見た時と同じ姿をしていた。
しかし実際に厄災ガノンと対峙してみたら、卵みたいな球体からいきなり飛び出してきて、まるで厄災ガノンの一部のような、4体の神獣を解放した時に戦ったカースガノン達をちょっとだけ強くしました的な印象を受けた。
だからこそ前回の最後、厄災ガノンの爆発後のシーンを見て本当にこれで終わりなのか?という釈然としない気持ちになったんだ。
うむ!
無事、自己解決!
この状況に納得した
そして、カメラワークが引いてこの「憎悪と怨念が権化である暴走ガノン」の姿がようやく映し出される。
名前は
『魔獣 ガノン』
貴様が本体か!!
ほんの一瞬、このガノンの出現はエンディングの一部であり、リンクが倒さなくてもゼルダ姫が最後の力を振り絞って『封印の力』で倒してくれるんじゃないか?だってもうすでにリンクが厄災ガノンを倒してるんだし!!って思った。
しかしテロップで『魔獣 ガノン』が表示されたってことは100%リンクが戦わなければならない。
しかし
こんな何もない草原で
どうやってこの巨体を
倒すんだろう・・・?
そう思った次の瞬間、気の利くゼルダ姫が準備をしてくれていたのであろう『光の弓矢』が空から降ってくる。流石100年もの間リンクのことを待ち続けてくれただけのことはある。
[ゼルダ姫の声]
それは魔を討ち払う光るの弓矢
貴方に託します・・・・・・
ゼルダ姫の声を聞きながら王家の白馬にまたがるリンク。
[ゼルダ姫の声]
今 貴方がどれだけの力と記憶を取り戻せているか
私には判りません・・・・・・
[ゼルダ姫の声]
でも私は貴方を・・・・・・
[ゼルダ姫の声]
貴方の勇気を信じています!
恐らくこれが
最後の戦い・・・
ゼルダ姫から「信じています!」と言われ、これが最後の戦いであり、魔獣ガノンを倒せば今度こそゼルダ姫と会えるんだと最高に気持ちを盛り上げられるのだが、1点だけ気になるところがあった。
「今 貴方がどれだけの力と記憶を取り戻せているか
私には判りません・・・・・・」
いや、たしか最後の13カ所目で『ウツシエの記憶』をクリアした時に言っていたじゃないか・・・。
[記憶を全て見つけた時の姫の声]
今 貴方は100年前の私との想い出を・・・
その全てを取り戻してくれました・・・
(『ゼルダの伝説BotWプレイ日記123:まさかの13枚目!?『ウツシエの記憶』の最後の思い出の場所へ!』より)
これはいったい
どういうことなのか?
もしや・・・
記憶の方ではなく
力が取り戻せてない、
プレイヤースキルが
足りてないってことか!
言われなくとも
そんなことわかっとるわ!
魔獣ガノン戦開幕!王家の白馬との共闘!
かくして始まった魔獣ガノンとの最終決戦。王家の白馬にまたがり前進すると、『光の弓矢』が目の前に落ちてきている。
対魔獣ガノン兵器の『光の弓矢』をゲット。
入手した瞬間にリンクに装備させる。この『光の弓矢』だが、攻撃力がなんと100もある。これまで手に入れてきた弓の中で文句なしに最強と言える弓と言える破壊力を持っている。しかしこの『光の弓矢』で1番驚いたのは攻撃力ではない。
なんとこの光の弓矢
矢を消費しない!!
矢を装備せずに
撃てるのである!!
こんな最強の弓矢を手にしてしまったら、装備してすぐに魔獣ガノンに向けて撃ち込むのがゲーマーの性というもの。しかし撃ち込んでも魔獣ガノンの体力は一切減らない。そんな僕にゼルダ姫が優しく教えてくれる。
[ゼルダ姫の声]
ガノンは全身を怨念で覆っています・・・
このままではどんな攻撃も受け付けないでしょう
[ゼルダ姫の声]
私が怨念を抑えます・・・ 力が足りず僅かですが・・・
光っているところを射抜いて下さい
[ゼルダ姫の声]
リンク・・・
武運を!
ゼルダ姫に魔獣ガノンを倒す方法を教えてもらい、しばし "光っているところ" が出てくるのを待っていると、ゼルダ姫の声とともに出現しやがりました。
この3つの的を撃てばいいのか!!
[ゼルダ姫の声]
今です!
怨念を抑えています!
魔獣ガノンの横っ腹まで近づいていき、光の弓矢を発射!!
しかし見事にはずれ、
その後4、5発撃つも
全弾かすりもしない
モタモタしている間に
3つの光は消えてしまう
ゼルダ姫ぇぇぇぇぇぇ!!
申し訳ありませんんん!!
しかし優しいゼルダ姫。再度光の的を出してくれるとおっしゃられる。
[ゼルダ姫の声]
備えて下さい リンク!
もう一度 抑えます!
出たぁぁぁ!光の的が!!
[ゼルダ姫の声]
今のうちに早く!
今度は外さないように、ガノンの横っ腹までギリギリの距離まで近づいて『光の弓矢』を撃ち放つ。
まずはケツに1発!
しかし
2発目の腹には不発・・・
3発目の肩は
見事、着弾!!
よし!!1発はずしたけど、まずまずだろう。この『光の弓矢』、相当に攻撃力が高いのか、それとも魔獣ガノンの防御力が弱いのかわからないが、2発当てただけで魔獣ガノンの体力を3分の1減らしている。あと4発当てれば倒せそうだ。
と、楽観的に考えながら魔獣ガノンの頭側を右回りで旋回していると、いきなりこちらに向かって口からビームを発射してくる。
いかん!!
この軌道は無理だ
避けられん・・・
ピンポイントで
リンクだけ被弾www
王家の白馬は無傷www
そして
この最終決戦で
盛大に落馬・・・
幸い、ビームの直撃でハートが4分の1、落馬による被弾でハートが4分の1、合計ハートが半分しか減ってない。被ダメが前回、前々回の厄災ガノン戦よりも少ない。
こんなショボいダメージならこの魔獣ガノン戦では死ぬことはなかろう。とにかくゼルダ姫の出してくれる光の的を正確に撃ち抜きさえ出来ればクリア出来る。
[ゼルダ姫の声]
リンク 準備を!
もう一度 抑えます!
そう思っていたのだが、ゼルダ姫から力の取り戻せていない判定を受けた僕の腕では、なかなか『光の的』に当たってくれず・・・。落馬してからなんとか1発だけ当てることは出来たものの、その間にゼルダ姫の出してくれる『光の的』は光ったり消えたりを繰り返していた。
気づけば、夜になり雨が降り出してくる始末。
[ゼルダ姫の声]
今のうちです!
1度くらい3つの光の的を3連続で全て撃ち抜いてみたい。今まで通り、ガノンの横っ腹のギリギリまで近づいて『光の弓矢』で『光の的』のど真ん中を狙ってみる。夜になったことで夕方の時よりも『光の的』が見えやすくなった。
喰らいやがれえええ
1発目、
ケツに命中!!
やった!!
2発目、
腹には命中できず・・・
しかしこのまま集中!
3発目、
気持ちを切らさず
肩を狙うものの・・・
近付き過ぎたせいで
光の的まで狙えない
そして・・・
王家の白馬が
魔獣ガノンに頭突き!
2度目の落馬かよ・・・
てか、この魔獣ガノン戦において、落馬した時が一番精神的にこたえる。落ちた後に王家の白馬にまたがるまでがなんともカッコ悪く感じてしまうのだ。なんていうか、バツの悪いというか・・・これ、ゼルダ姫に見られてたら嫌だなあって思ってしまう。
2度目の落馬の後、再び王家の白馬で魔獣ガノンの回りを右回りに旋回しながら、『光の的』が出たら射抜く作業を続けること数分。またゼルダ姫が『光の的』を出してくれたようだ。
[ゼルダ姫の声]
怨念を抑えています!
しかし魔獣ガノンに近づいても『光の的』が見当たらない・・・と思ったら、なんと魔獣ガノンの腹の下に『光の的』が見えた。こりゃ狙いずらいぞ。ただですらなかなか当てられないのに・・・。
一瞬、迷ったが
ここは行くしかない
魔獣ガノンの腹の下へ
きっと姫は信じてる
僕の勇気を!
腹の下へ行く勇気を!
腹の下まで来たんだ
当たってくれよ!
当たったぁぁぁぁ
イエッヒー!!
魔獣ガノンの腹の下の『光の的』を射抜いた直後、ゼルダ姫からあと少しだと激励を受ける。魔獣ガノンの体力を確認してみたら、あと1発『光の弓矢』を魔獣ガノンにぶち込めば息の根を止められるところまで来ている。あと1発だ!!
[ゼルダ姫の声]
あと少しです!
あと少しでガノンを・・・!
とりあえず、魔獣ガノンに踏みつぶされたくないために腹の下から脱出しようと王家の白馬にムチを1発入れたのだが・・・
こともあろうに
魔獣ガノンの足に
頭から激突しよった・・・
こんな腹の下で
勘弁してくれええ
必死の思いでガノンの腹の下から脱出するも、主を置いて悠々と逃げていく王家の白馬。王家の血を継いでるくせになんて薄情な馬なんだ。そんな王家の白馬との追いかけっこをしている最中にゼルダ姫の声が聞こえてくる。
[ゼルダ姫の声]
リンク!
見て下さい・・・ 頭上を!
今は見れません!!
やっとこさクソ馬を捕まえてまたがり、ひとまず危険地帯からの脱出をはかる。
そして魔獣ガノンと距離を取ると、さっきゼルダ姫の言っていたことの意味を理解する。魔獣ガノンの頭から目玉が生えているのが確認出来る。ハイラル城でさんざんガノンヘドロを倒した時に撃ち抜いたあの目玉だ。魔獣ガノンもあれが急所なのか。
[ゼルダ姫の声]
それが ガノンの中枢です!
リンク・・・ 貴方に全てを託します!
最後はアレを
撃ち抜けばいいのね!
あいわかり申した、姫!
口から放ってくるビームが怖いが、喰らったところでハートが4分の1しか減らないんだ。ならば、ここはイチかバチかで正面から強行突破してやる。
地面をよく見てみると直前に放たれた口からビームの影響で、上昇気流が魔獣ガノン正面に出来上がっている。あそこまで行ってパラセールをすれば、上昇気流に乗ってガノンの頭の目玉の前まで近づくことが出来そうだ。
魔獣ガノンの左前方から正面に向けて王家の白馬を走らせて、魔獣ガノンの前まで来たところでジャンプ!!
パラセールを開くと、そのまま上昇気流に乗ってガノンの頭の目玉の前へ!!うおおおお、こんなに計算通りに行けるとは!!
そして『光の弓矢』で狙いを定めたところで、ゼルダ姫の一言が・・・。
[ゼルダ姫の声]
リンク!
とどめを!
トドメだ!!
魔獣ガノン!!
全身全霊を込めて
ZRボタンを離した
グチャァァァァァ!!
次の日記:ゼルダの伝説BotWプレイ日記133:【ガノン討伐編 完結】ゼルダ姫との再会と感動のエンディング!
ブレスオブザワイルドの続編にして最新作、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キキングダム」が発売されましたよッ!!僕も今存分に楽しみながらプレイしています!!