ジェクトとのリベンジ戦。
初見の時はジェクトのオーバードライブ、『真・ジェクトシュート』の前に無残にも全滅した。
前回日記:【PS Vita】FF10プレイ日記41:親父の壁を乗り超えるため、全滅の悔しさから立ち上がる
あれから各キャラのスフィア盤を進めHPを増量したし、主要キャラ4人(ティーダ、ユウナ、アーロン、ルールー)に完全石化防御も付けたし、勝てるはず!!
ジェクト:ケリ つけっか
目次
究極召喚獣ジェクト戦
開幕直後にティーダのトリガーコマンドでジェクトのパワーダウンさせ、アーロンでアーマーブレイクを一発入れる。
ジェクトの左右で回復したりオーバードライブゲージを溜める手助けをしてくる石板みたいなヤツ(ジュ=パゴダ)、今回はコイツを完全無視してジェクトにだけ攻撃を浴びせていく。ティーダ、アーロン、ルールー、ワッカの高いダメージを与えられるメンツで一気に攻めてジェクトのHP6万を短時間で削る作戦に出た。
前回はジュ=パコダも律儀に倒してたけど、倒すたびにHPが上がりどんどん倒しづらくなっていくので、泥仕合にもつれこまされることを避けた。
シンの体内漬けになったおかげで、アーロン、ティーダ、ワッカはアーマーブレイクが入っているジェクトにならカンストに近いダメージを叩き出せる。そしてルールーの魔法もカンストまではいかないまでも、連続魔法を使えばカンスト越えのダメージを与えられる。
今回はファイガで絶景を拝ませて頂いた。
こちらの想定通り、あっという間に第1形態のジェクトを倒せた。
そしてジェクトは第2形態へとなるために胸からおっきな剣を引き抜く演出。
ここからが本番だ。
第1形態の時にぶちこんだアーロンのアーマーブレイク、ティーダのヘイスガもそのまま引き継がれる模様。
勢いに乗って、このままガンガン攻撃していく。
ジェクトが第2形態になっても、ジュ=パゴダは完全無視。思う存分ジェクトの援護をさせてやった。
前回よりもHPが多くなっているため、ジェクトからダメージを受けても、なんとか回復出来る。
さすがにジェクトフィンガー喰らったら死ぬだろうけど・・・。
前回は、ちょうどジェクトのHPが半分くらいになった時にオーバードライブを溜められてしまい、『真・ジェクトシュート』を喰らってしまった。スフィア盤を進めてHPを増量したとは言え、アレを喰らって全滅しない保証はない。
よって、召喚獣を使ってジェクトのオーバードライブで受けるダメージを肩代わりしてもらう。
頼んますイクシオン。
ちょっと罪悪感があるけど、ジェクトにやられるまでイクシオンを戦い続けさせた。
イクシオンが力尽きたら、今度はヴァルファーレ。
頼んます!!
なんと、ヴァルファーレちゃんは2発もオーバードライブ技『シューティング・パワー』をジェクトにキメてくれた。
さすが、旅の最初から連れて歩いた召喚獣のことだけはある。
イタチのすかしっぺのごとく、やられる直前にオーバードライブを溜めてくれたヴァルファーレ
ジェクトのHPが半分くらいになって以降、完全に召喚獣に頼り切った戦闘になってる。
今さらながらにラスボス戦で召喚獣がめちゃくちゃ強いということを痛感した。
召喚獣は最悪やられても、全滅にならないのがまずズルいですわ。
初見の戦闘時にとりあえず召喚獣を出しておけば、これまで重ねてきた数々の全滅は避けれたのでは?と思えるほど。
そう、モルボルとかモルボルとかモルボルとか・・・。
最後の力をふり絞り、2発目の『シューティング・パワー』を放ったヴァルファーレは『ジェクトボマー』で力尽きた。
再びパーティー3人での戦闘へと戻ると、なんとジェクトのHPが1万切っとるやないか!!!
勝てる!!
念願の勝利目前!!
ジェクトにトドメを刺すのであれば!!!
コイツ以外に誰がいる!!!
最後の一発をティーダのオーバードライブ『エナジーレイン』でキメさせてもらう。
くらいやがれ!!
うおおおおおお!!!
倒したぞおおおおおお!!!
究極召喚獣の姿から元の姿へと戻るジェクト。
一度全滅して、ジェクトの手の内をある程度把握していたので、今回ばかりは終始安定して戦えた。
そして、前回あれだけ必死こいて改造した防具の恩恵はあまり受けられなかった。
ぶっちゃけ改造しなくても勝てた気がしなくもない・・・。
ジェクトの最期、ティーダとの会話
崩れ落ちるジェクトを抱きかかえるティーダ。
これから死にゆくジェクトに対してなんて言葉をかけるのか、固唾を飲んでPS Vitaの画面にかじりつく。
物語の序盤にティーダの回想で出てきたジェクトのセリフ。それをここでジェクトが言う。
ジェクト:泣くぞ すぐ泣くぞ 絶対泣くぞ ほら泣くぞ
回想シーンでとは明らかに言い方が違う。
人のことを小バカにしたような、母親に対する嫉妬を逆なでするようなあんな乱暴な言い方ではなく、もんすごい優しい語りかけるような言い方。
今までの長い旅路をプレイしてきた身としては、ここでこのセリフを持ってくるのか!とも思えたけど、ストレートに愛情表現の出来ないジェクトらしいセリフでもある。
このジェクトに対してティーダは泣きじゃくりながら言う。
ティーダ:・・・・・・だいっきらいだ
10年間貯め込んだジェクトへの気持ちを吐き出すティーダ。
クソ泣ける。
この親子はホント自分の気持ちを素直に表現できないところがそっくりやな。
今生の別れって時に結局、こういう会話しかできないのかと思って見ていたら・・・
ティーダ:初めて・・・・・・思った
ティーダ:あんたの息子で・・・・・・よかった
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
僕、号泣。
こんな事言われたら、ジェクトはなにも思い残すことなく逝けるでしょう。
このセリフは親にとって一番の名誉勲章なセリフだよ・・・。
ジェクトに対する気持ちをここまでハッキリとティーダが言うとは思わなかった。
マジ不覚、マジ感動。マジ涙。
すでにリアルタイムでプレステ2でFFXをプレイ済みであるにも関わらず、ここの最後の親子の会話を覚えていなかった。
今となっては、僕にも子供がいるのだけれども親になってからこのシーンを観ると、本当に良いシーンだなと思う。
成長して大人になった娘に「あなたの子で良かった」なんて言われたら、胸が張り裂けるほど嬉しい。
そう言ってもらえるためにも、このFFXプレイ日記のルールーに触れている部分だけは娘が大きくなるまでに削除しなくてはなるまい。
そんな話はさておき、この最後のティーダとジェクトのシーン、僕の心の中で「ユウナレスカとの戦闘直前シーン」を凌ぐFFXの名シーンとなった。
全ての元凶を倒せ
こうしてティーダ、ジェクトの親子の決着がついた。
ティーダは無事、大きく立ちはだかった親父の壁を超えた。
そして次はシンの元凶、エボン=ジュとの決着を付けなければならない。
10年おきにシンが復活しないよう、永遠のナギ節を手に入れるために!!
ティーダたち旅の御一行はエボン=ジュとの対決を果たすためのステージへと移される。
感動のエンディングまで
あと1歩!!
(つづく)
次の日記:【PS Vita】FF10プレイ日記43:召喚獣にさようなら、ケアルガ連発のエボン=ジュを倒せ!