僕の結婚式での大失敗、一生忘れない涙の結婚式③『結婚式準備編』

4 min
スポンサーリンク

結婚式を延期したものの、あっという間に半年が経った。東京に住んでる僕らにとって、仕事の休日を合わせて結婚式場の大阪を3度行き来して打ち合わせをするのは結構しんどかった。

前々回:僕の結婚式での大失敗、一生忘れない涙の結婚式①『役者を辞める編』
前回:僕の結婚式での大失敗、一生忘れない涙の結婚式②『結婚式延期編』

披露宴会場の写真

結婚式の準備

結婚式は必要か

そもそも結婚式ってやる必要あるのだろうか?

役者をやっていた時からお金に苦労した僕にとって結婚式でお金を使うよりも、結婚後の生活のために残しておいた方がいいんではないか?

そう思ってた。

嫁さんにもその話はしたけど、話は割れた。どうしても結婚式は挙げたいと。「一生に一度の晴れ舞台でウェディングドレスを着たい」、女性の立場から考えたら当たり前の考えなのだろう。いや、よくわからない。なんたって僕は童貞だったから。

結局、嫁さんのお義母さんに「人生で一度きりなんだから、必ずやってほしい」と言われたのと、自分の両親からも「結婚式は挙げるべきだ」と言われたのが決定打となり結婚式を挙げることを決意した。

 

結婚式は決めることが多すぎる

結婚式を挙げると決め、お互いの両親との初顔合わせを大阪で行った時に式場を見に行き、ウェディングプランナー、式場の雰囲気の良さでそこに決めた。

この後、プランナーの方とどういった式を挙げるのかを打ち合わせていくことになるのだけど、結婚式というのは決めることが多すぎて本当に大変だった。

ウェディングドレス、料理、招待状、予算・・・。これくらいなら式場に行く前からわかっていたけど、蓋を開けたらもっと多いし、とにかく細かい。めちゃんこ細かい。

飾りつけの花に関して、高砂の花、披露宴でのテーブルの花、ドレスやタキシードに添える花、サプライズに使う花・・・、花だけでいくつ色を決めなければいけないんだ!!!

挙式は、チャペルか、神前式か?
お色直しは何回するか?
スピーチは誰に頼むのか?
招待者の人数は何人にするのか?
写真以外にもビデオを撮るか?
神父は日本人か、外国人どちらがいいか?
生い立ちビデオを流すのか?

もう書ききれないくらい決める事が多すぎて、正直僕はげんなりした。

 

結婚式をする意味とは?

結婚式を挙げる意味を、ずっと考えてた。もちろん嫁さんや嫁さんのお義母さんの強い希望があったのが結婚式を挙げるの決めた理由だけど、挙げるとなった以上、良い結婚式にしたかった。

どんな結婚式だったら、みんなが良かったねと言ってくれるんだろう?そして僕らが良かったと言えるんだろう?

僕が友人の結婚式に招待されて出席したとしたら、どんな結婚式だったら良い結婚式だと思うだろうか考えた。

新郎新婦が幸せそうだった。
料理が美味しかった。
余興が楽しかった。
友人のお相手がどんな人なのかわかった

そう、招待者の人は新郎新婦の共通の友人以外は相手の事をまったく知らない。特に僕たちの場合は大半が家族と親族。お互いにお互いの家族親族には挨拶をしたけど、1回挨拶したくらいじゃ相手がどんな人なのかほとんどわからない。

僕の家族たちには嫁さんんがどんな人なのか、そして嫁さんの家族には僕がどんな人間なのかがわかる、そんな結婚式が理想の結婚式だなと思った。

 

結婚式でお金をかけるところ

打ち合わせをしていく上で、色々決めなければいけないのだけど、それを決めるということは予算を決めるということ。本当に結婚式は金がかかる。

その中でも料理だけにはお金をかけた。それ以外のものは極力予算を押さえる方向で。高砂やテーブルの飾りつけなどの装飾に関わるものは1番グレードの低いものにして、生い立ちビデオやウェルカムボードなど、自分たちで作れるものは自分たちで作った。あとは、招待者を待たせる時間を極力少なくしたかったので、お色直しは1回にした。

その中でも一番迷ったのが引き出物だ。

カタログギフトにするか?こちらで物を選んでしまうか?

カタログギフトだとなんとなく味気ない。だけど物を選んだ場合かさばるし、なによりそれを貰って喜ぶ人もいれば喜ばない人もいるだろう?結局自分たちの立場に立って貰って嬉しいのはどっちかと考えて、カタログギフトをチョイスした。

カタログギフトならカタログの中から自分の好きな商品を選べるし、どれにしようか選んでる時間が楽しいのでなにげに僕はカタログギフトが好きだ(笑)

最近ではかさばらず、荷物にならず、しかも新郎新婦2人のオリジナリティー溢れる引き出物を作れるサービスがあるみたい。知ってたらこのサービスを使ってみたかった。

大事な結婚式は引き出物にもこだわりたい。ゲストには重いものではなく軽いギフトカードへ。

 

選曲で揉めに揉める

僕たちが結婚式の話し合いで揉めに揉めたのは式で流す曲、BGMの選曲だ。

音楽の力というのは本当に大きい。その場の雰囲気を作り出すのに音楽一つでガラリと変わってしまう。

結婚式で使うBGMでどんな曲を流すのか、式場からもらった式の進行表と照らし合わせながら、お互いにそれぞれ選曲リストを作成した。そしてそれぞれが作った選曲リストを見せ合って僕は驚愕した。

なんだ、この選曲は!?

・・・

・・・

・・・

アニソンばっかじゃねえか・・・。
しかも銀魂・・・。

そうなんです。僕の嫁さんはアニメオタクで、その中でも銀魂の大ファン。結婚式最大の見せ場の花嫁からの両親への手紙のBGMにまで銀魂突っ込んできやがった・・・Oh、まじか・・・。

これ、銀魂知ってる人が見たらどうすんだよ・・・。

僕は愕然とした。

いや、別に結婚式でアニソン使うのは構わない。僕だってゲーム好きだし、ゲームミュージックをどこかでぶち込めないか考えてた。

新郎新婦入場でキングダムハーツのオープニングである宇多田ヒカルの『光(オーケストラ版)』を使えないか画策したし(あまりにも壮大な雰囲気になりそうで止めた)、花嫁からの両親への手紙のBGMにはFFX-2のタイトルメニューで流れる『〜光と波の記憶〜』を選ぼうとした(悲しすぎるメロディーのため止めた)。

問題なのは、その曲を聞いて招待した人達がどう感じるかということ。結婚式のそのシーンに合わない曲だったら総スカンだぞ。

結局話し合った結果、お互いの希望の曲を半々にして、出来るだけ嫁さんの希望を取り入れた上で、どのシーンにどの曲を流すかは僕が決める事になった。

 

そして結婚式当日へ

結婚式での失敗を書こうと思って書き始めたのに3記事に渡って結婚式までのことを書いてきてしまった。前回の記事の最後で、長くなりそうなので結婚式での失敗は次回でと書いたにも関わらず、結局結婚式の準備について書いてしまった。完全に書く書く詐欺になってしまっている。

でもここまでのことを書いておかないと、なぜ失敗に繋がったのかがわからないと思ったので書いた。楽しみにしていた人がいたのなら謝る。本当にすまないと思っている。

次回、いよいよ結婚式当日のことについて書きます、次が最後です。

(次回につづく)→ 僕の結婚式での大失敗、一生忘れない涙の結婚式④『結婚式当日編』

スポンサーリンク
カテゴリー:
関連記事