一眼レフカメラ『PENTAX K-70』を使っていて、ちょっと気になるのが電池の持ち。
今まで使っていて、電池切れで困ったことはないので予備バッテリーを買っていなかったのだけど、買おうかどうか迷ってる。うーん、どうしよう・・・。
そうだ!出来るだけ電池の消耗を抑える方向でいこう!!
ってことで今回は電池の持ちを出来るだけ延ばす方法を考えてみます。
目次
一眼レフで電池を消耗するのは何か?
一眼レフの電池の消耗を押さえるためにはまず、どこで電池消耗が起こっているのかを知ること。一眼レフを使う上でどんな操作が電池消耗を起こすのかを知っておけば、その操作をなるべくしないようにして使えばよいのだから。
そんじゃ、どこで電池を消耗しているのかを見ていきましょう。
1.液晶画面を使う
一眼レフでダントツに電池を消耗するのはやはり液晶画面。
一眼レフはミラーレスやコンデジと違って、ファインダーを覗いて写真を撮れるので、出来る限りファインダーで撮影するようにしたいものです。(中にはファインダー付きのミラーレスやコンデジもあるけど)
もちろん、ファインダーでは撮影が難しい時には液晶を使ってライブビュー撮影をしましょう。電池が犠牲になるからと言って、撮りたい写真を撮れないんじゃ本末転倒ですからね。
例えば、バリアングル液晶を使っての膝下からの撮影や、夜景や暗い場所での撮影にはライブビュー撮影の方が撮りやすいですから。
ちなみにファインダーで撮影していても液晶画面にはカメラの設定値などが液晶に表示されているかと思います。それじゃ、ライブビュー撮影を控えてても意味ないジャン!ってなるかと思いますが、だいたいの一眼レフカメラは、設定から液晶をオフにすることができますよ。
PENTAX K-70の場合・・・
PENTAX K-70の場合、撮影時にカメラの設定値が液晶画面に表示されています。
これらの情報が表示されるのは、なにかと便利なのですが、とにかく電池の消耗を押さえたい、この表示を必要としないという場合は以下の操作で液晶をオフにすることができます。
①撮影時に[INFO]ボタンを2回押す
②[→]キーを2回押して[OK]ボタンを押す
元に戻したい時は、[INFO]ボタンを2回押せば、元の画像モニターを選択して戻すことができます。
2.フラッシュを使う
暗い場所で被写体をくっきり映すフラッシュ撮影。フラッシュも何気に電池を消耗します。
僕は基本的に今使っている一眼レフではフラッシュを使うことがないですが、コンデジを使っていた頃はフラッシュを結構使っていて、使わない時と使う時ではかなり電池の消耗に差がありました。
てか、一眼レフでフラッシュ使うのって写真を記録として残したい、確実に明るく被写体をくっきりバッチリしっかり残したいって時だけだと思っていますが、皆さんはどうなんでしょう?
PENTAX K-70の場合・・・
PENTAX K-70の場合、撮影時に[←]を押すことでフラッシュの設定を行うことができます。
上記画面でフラッシュを設定が出来ますが、使うためには本体レンズ左側の以下のボタンを押さないとフラッシュを使うことができません。
つまり、このボタンさえ押さなければフラッシュを使いません。無駄に使わないようにしましょう。
3.シャッターボタン半押し連発
一眼レフカメラでシャッターボタンを半押しすると、ジジジッっとピントが合いますよね?
ピントを合わせるために、レンズを動かして焦点を合わせているのでピントが合うのです。このレンズを動かして焦点を合わせるのに電池を消耗します。
なので、シャッターボタンを何度も何度も半押ししてピントを合わせ直していると、それだけで電池を消耗していきます。
最初のうちは仕方ないことなんですが、一眼レフカメラの扱いに慣れてきたら出来るだけ一発でピントを合わせて写真を撮りたいです。
4.Wi-Fi機能
使わない機能をONにしてしまっている。その代表選手として挙げられるのが「Wi-Fi機能」や「NFC機能」。
Wi-Fi機能やNFC機能は撮影した写真をパソコンやスマートフォンに無線で転送出来て非常に便利ですが、撮影を終えてからまとめて転送するって人が多いんじゃないでしょうか。
中には撮りながらスマホにちょこちょこと転送してSNSに投稿したりする人もいると思いますが、もしも撮影中に使うことがないのであれば、しっかりとOFFにしておくべきです。
ONになっていると常に一眼レフカメラが通信するために電波を飛ばしている状態になってしまうので。これも無駄に電池を消費します。
PENTAX K-70の場合・・・
PENTAX K-70の場合、Wi-Fi機能がオンになっているか確認するには液晶画面を確認すればOKです。液晶画面に以下の赤丸のWi-Fiアイコンが表示されていれば、Wi-Fi機能がオンになっているということです。
使わない場合のオフの仕方は以下の通り。
[MENU]ボタンを押して設定画面を表示させ、[→]キーで設定項目を切り替えていきます。以下のところでWi-Fiのオンオフの設定が出来ます。[↓]キーで[Wi-Fi]項目にカーソルを合わせて[→]キーで選択。
さらに[→]を押すとON/OFFを選択できるので[OFF]を選択して[OK]ボタンを押します。もう一度[MMENU]ボタンを押せば撮影画面に戻れます。
電池を押さえて使うための考え方
さて、以上のことを踏まえた上で、撮影する時に電池の消耗を押さえるには「撮影に不要な機能を使っていないか確認をしておく」ということと、「液晶画面の使用に少し気を使う」、「ピント合わせを連発しない」の3点になります。
この3つを意識するだけで、電池を長持ちさせられるので是非とも気にかけてあげましょう。
結局予備電池買っちゃいました・・・
この記事を書き始めた頃には予備電池を買おうか迷っていたのですが、結局買っちゃいました・・・。
やっぱり撮影中に突然電池が切れてしまって、撮ることが出来なくなってしまうのが嫌ですし、撮影中にいちいち電池の消耗を気にするのも面倒くさいので買っちゃいました。
電池を気にせず撮影できるのはやっぱり良いもんです。撮影に集中できますから。
ってことで、わざわざ電池の消耗を押さえることを考えてきたのに、ちゃぶ台返しのごとくそれを全てひっくり返して予備電池を買うという決断に至ってしまいました。
いや!予備電池があったとしても電池の消耗を押さえる方法を知っておくことは大事です!!
ってことで、今回はこのへんで。
PENTAXの純正バッテリー
互換バッテリー(2個入り)