一眼レフカメラのアクセサリーと言えばSDカードやストラップ、液晶保護フィルムなど様々な物があります。必要最低限のアクセサリーを一眼レフカメラ購入時に買いそろえた後、実際に一眼レフカメラを使い始めてみて、次に欲しくなってくるアクセサリーと言えば三脚が挙げられるかと思います。
三脚があれば手振れしやすい夜景写真を簡単に綺麗に撮れますし、シャッタースピードを下げて滝や川の写真を撮って水の流れの描写を楽しむことも出来ます。星空を撮りたい場合なんかには三脚は必須と言っても過言ではないアイテムです。
そんな撮影の幅を広げてくれる一眼レフカメラにとって頼もしい三脚を今回、カメラアクセサリーブランドの『K&F Concept』さんから製品提供していただきましたので、レビューを書いてみたいと思います。
製品提供して頂いた三脚は以下の製品です。
K&F Concept TM2534T専門三脚4段一脚可変自由雲台クイックシュー付全高1690mm
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実は以前『K&F Concept』さんのカメラバッグも製品提供して頂いてレビューを書いています。
軽くてコンパクト!機動力抜群の一眼レフ用カメラリュック『K&F Concept KF13.036(Mサイズ)』を使ってみた
『K&F Concept』さんの製品はデザインが良く、耐久性に優れているという印象を僕は持っているのですが、今回の三脚『KF-TM2534T』を使用してみてどうだったのか・・・?
目次
足を180度反転させてセッティング!
『KF-TM2534T』は持ち運びに便利な専用バッグが付いてきます。折り畳んだ時の全長が約50cmほど。肩掛け用のストラップが付属されているので手提げ、肩掛けの両方で持ち運びできます。他には雲台、一脚に変形させるためのパーツ、英語と中国語で書かれた説明書が入っていました。
で、さっそくセッティング。
折り畳まれている3本の足を180度反転させます。
足の付け根にはこんな風に4段のストッパーが付いていて、脚の開き具合を調整出来る様になっています。
学生時代の時に自主制作でSONYの三脚をしょっちゅう持ち運んでいたのですが、こんな脚を180度回転させて折り畳む三脚があったなんてちょっと衝撃的でした。最近の三脚はこういうのが流行りなんですかね?
組み立てて、愛機『PENTAX K-70』を雲台に取り付けて合体させたのが以下の写真です。『KF-TM2534T』の赤のワンポイントがカッコイイです。
PENTAX K-70より
三脚の方が目立ってます
で、脚を全然伸ばしてないことに気づいたので、脚を最大まで伸ばしてみるとこんな感じ。先ほどの写真と比べてみると2倍ほど高くなりました。地面からカメラまでおよそ170cmくらいあります。僕の身長が180cmなんですが、MAXまで脚を伸ばすと『PENTAX K-70』のファインダーをギリギリ覗けない高さになりました。
ここまで高く出来りゃ
脚の長さは十分です
で、ここから色々『KF-TM2534T』をいじってみます。脚の開く角度を変えてみたり・・・
脚を最大まで開いて伸ばしてみたり・・・
存分に『KF-TM2534T』の
見てくれを堪能しました
うむ、この三脚
めちゃカッコイイ
しかも
ちょっとやそっとじゃ
倒れそうにない安定性
『KF-TM2534T』のギミック
『KF-TM2534T』には4つのレバーが付いています。
上から順番にカメラを取り①付けた雲台を固定するレバー。②ボールヘッドを固定するレバー。このボールヘッドは地面が平らでない場所で写真を撮るときに地面から水平に撮りたい時に役立ちます。
③360°回転出来る首振りを固定するレバー。④センターポールを固定するレバー。このセンターポールには面白いギミックがあります。
このレバーを緩めてセンターポールを伸ばし切ると90°折り曲げることが出来ます。こんな風に!
取り付けているカメラによっては重みで倒れるので脚をある程度広げないといけないですね。というか、K&F Comceptさんの『KF-TM2534T』のページを確認してみると、この使い方はNGのようです。ちゃんと正しい使い方が書いてありました。
K&F Comceptさんの『KF-TM2534T』のページ
実際にこれらのレバーを回して使ってみて感じたのは、360°回転の首振りが非常になめらかに出来るところ。
また、これまで安物の三脚を使っていて、いったい何回転回せばいいんだよ!!って思っちゃうものとかあるんですけど、この『KF-TM2534T』はそれがありません。レバーを何回転も回さなくてもスッと締まってくれるのが心地よいです。
あと、雲台のそばに水準器が付けられているのが地味に嬉しいです。
三脚から一脚へトランスフォーム!!
『KF-TM2534T』の目玉機能の1つでもある一脚モードも試してみました。
三脚から一脚に変形させるには、まず脚とセンターポールを切り離してあげます。で、3本ある脚のうちの1つ(滑り止めのスポンジがある脚)とセンターポールを合体させます。
1本脚とセンターポールを合体させるには、付属品についてくるこのネジを使います。
三脚モードから一脚モードに変形完了。なんか、魔法の杖でも手に入れたようなウィザードになった気分になりました。
ちなみに一脚なんですが、これまでの僕のカメラ人生において一度も使ったことがありません。恐らく足場の悪い場所などで効果を発揮するのだと思うのですが・・・
僕の撮影用途で
使うシチュエーションが
まったく思い浮かびません
とは言え、1粒で2度おいしい。三脚にも一脚にもなるこんなステキな三脚を手に入れたんです。今後、使えるシチュエーションを探していこうかと思います。
『KF-TM2534T』を使ってみての率直な感想
さて、最後に今回このK&F Comceptさんの三脚『KF-TM2534T』を使ってみての感想をまとめたいと思います。
まず最初に言いたいのは、三脚のデザインがすごく良いということ。赤のワンポイントがカッコよく、耐荷重8kgとは思えないコンパクトさとスタイリッシュさを兼ね揃えています。
しかも見た目だけでなく作りもしっかりしていて高級感があり、当たり前ですが安物にはない安心感があります。三脚の可動部を固定する各レバーも少し回転させるだけでしっかりと固定出来るし、撮影時の操作はこれまで使ってきた三脚に比べて1番使いやすいと感じました。(これまで使ってきたのは安いのだから当たり前か)
そして、機能面が非常に充実しています。
雲台下のボールヘッドで角度を自由に調整出来たり。センターポールを90°曲げれるのはマクロ撮影で使えそうですね。
脚を180度反転させてセッティングするには、こんなタイプの三脚があったのか!と驚きとともに「撮影するまでに少しだけ手間だな」と最初は思ったのですが、セッティングさえ済んでしまえば快適に撮影できるので今では気になりません。
折り畳めは非常にコンパクトになるので、持ち運びにも便利。今後、ガンガン使い倒していこうと思います。
今回、僕がレビューを書いたK&F Comceptさんのコンパクト多機能三脚『KF-TM2534T』は以下の公式サイトかAmazonで購入できます。
K&F Comcept公式
K&F Concept TM2534T専門三脚4段一脚可変自由雲台クイックシュー付全高1690mm
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