ユウナレスカ様とのリベンジ戦の末、ティーダたちの元に飛空艇のお迎えが来る。
ようやくこれで、スピラの各地を回れる。
今までの旅で通ってきた場所を自由に行き来することが出来る!
ここから始まるのだ。FF10というゲームは。
そう、ここから・・・。
ストーリークリア時間を遥かに上回るやり込みという名の旅が始まる・・・。
いや、やるかわからないけれど!!
前回日記:【PS Vita】FF10プレイ日記33:ゾンビ状態で攻略しろ!ユウナレスカ戦リベンジとアーロンの正体
目次
シドのおっさん、久しぶり
シーモアからユウナの奪還のため結婚式を襲撃して以来の登場になるシドのおっさん。
あの時にたんまりと銃弾を雨のように受けた飛空艇を今まで修理していたようだ。
シーモアにさらわれてから初めての対面となるユウナとシド。
このシーン、妙に長い。
「結婚式をブチ壊して頂いてありがとうございました。無事に帰りました。そして、唯一シンを倒す方法である究極召喚を自ら放棄するという、とんでもないことをやらかしました。」という思いでユウナは深々と頭を下げたのだろう。
そんなユウナを神妙な表情で見つめるシド。
大切な姪っ子のユウナに対して、「よく無事で戻ってこれたな。頑張ったな。」と、本当ならば褒めてあげたい気持ちを、シンを倒すことを反対した身で意地もあるために気持ちを抑えているように見える。
とにかくこのシーン長い。
久々に登場したとは言え、シドのおっさんにそこまで時間を割く必要があるのだろうか?と思えてくるほど長い。
この後、深々と頭を下げるユウナにシドは背を向け、シンを倒すためのなにか重大な発表でもするのかと思って見ていたら・・・
・・・
・・・
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・・・
これがやりたかったんかい。
姪っ子の無事の帰還が死ぬほど嬉しかった模様。
次の一手は・・・?
シンを倒す手段が見つからず、飛空艇内を散策することになる。
飛空艇の操縦室からデッキの入り口手前のところまで行くと、ユウナとキマリがいて、キマリのナイスアイデアにより次の目的地が判明する。
キマリ:キマリなら マイカに聞く 力づくでも しゃべらせる
ここでようやく僕はキマリの存在価値を認識した。
キマリがFF10のストーリーの本筋にもっとも絡んできたワンシーンである。たぶん。
操縦室に戻ると、ワッカとリュックが騒いでいて、なんとシンを倒すとっておきの作戦を考えたとのこと。
あれだけアルベド族を嫌っていたワッカがリュックと仲良くしているのが少し感慨深い。
そういえば、ワッカのやつ、先ほど飛空艇に乗り込んだ時にシドに謝罪していた。
「今までアルベド族のことを詳しく知りもせずに、毛嫌いしていた申し訳なかった」と。
この旅を経てワッカもまた一つ成長したのだと感じた。
リュック:あたしが思いついたんだよ! あたしに言わせなよ!
この口に手を押さえられたワッカのシュールな絵。
お気に入りのスクリーンショットだ。
さて、さんざんスゴイ作戦を思いついたと騒いでいたリュックとワッカだったが、その作戦の肝となる部分、オイシイところを全てルールーに説明されてしまう。
ルールー:ジェクトさんは祈りの歌が好き・・・・・・・そうでしょう?
ルールー:けれど、祈りの歌をきかせれば 『シン』は おとなしくなる
ワッカ:そのスキをつけばあ なんとかなるんじゃねえか!?
リュック:ね? すごい作戦でしょ!
名付けて、「祈り子の歌でおとなしくさせたスキを突いて倒そう」作戦!
「マイカ老師を問いただす」キマリの案、「祈り子の歌を利用してシンを倒す」ルールー、ワッカ、リュックの案、2つの案が出たところで、とりあえずキマリの案を試すため、皆でべベルを目指す。
ようやく、自由に使えるようになった飛空艇の目的地選択画面。
目的地は「グレート=ブリッジ」!!
シンとはなんなのか?
ユウナレスカを倒した時に、ユウナレスカが言っていたエボン=ジュ。
この件でマイカを問い詰めるためべベルへやってきたティーダ達。
べベルの裁判で説教を垂れていたマイカ老師も、ユウナ達の実力を重々承知しているのだろう。
すでにユウナレスカから究極召喚を手に入れたと思っているようだった。
マイカ:ユウナレスカにまみえ 究極召喚を得たのであろう
今まで汚い手を使ったり、悪いことしてたのはマイカやシーモア、キノックら、あんたたちだと言うのに、どこか開き直っているような言い方をしてくる老害マイカ。
ところがどっこい!
ユウナ:わたしたちで倒しました
マイカ:この大たわけ者どもが! なにをしたか わかっておるのか
大たわけ者ども頂きました!ありがとうございます!
激しい口調で怒る老害マイカ。
そして、肝心のエボンジュについて問い詰める。
リュック:ちょっと じーさん! エボン=ジュってなんなのよ!
マイカ:死せる魂を寄せ集め 鎧に変えて まとうもの
マイカ:その鎧こそ『シン』にほかならぬ
マイカ:『シン』はエボン=ジュを守る鎧
マイカ、そっくりそのまま言い返してやるよ。この、
大たわけ者が!
それを知ってて、この数十年の間、本体倒すこと考えなかったのかバカ野郎!!!
シンを倒せないと踏んだのか、諦めて異界へ逃亡する老害マイカ。
マイカ:誰も倒せぬ
さすがに元エボンの熱狂的信者のワッカですら怒る。
ワッカ:ふざけやがって! 好き勝手ほざいて逃げやがった!
こうして、シンがなんなのかが判明した。
シンの中には本体のエボン=ジュが居て、あくまでもシンは本体を守る鎧になっているという事が。
エボン=ジュとはなんのか?
マイカの異界への逃亡後、バハムートの祈り子が話しかけてくる。
ティーダとユウナは祈り子の部屋へ誘われる。
ここで、今度はエボン=ジュについての話を聞くことになる。
祈り子:僕の部屋へ来て
祈り子:エボン=ジュを倒せば・・・・・・終わる
祈り子:エボン=ジュはね 昔 召喚士だった
祈り子:でも今は ただ召喚を 続けているだけの存在
祈り子:悪意も善意もなく 永遠の夢を 願っているだけの存在
ようやくここでティーダの存在の謎が全て解けた。
エボン=ジュは祈り子を召喚し、祈り子はティーダやザナルカンドを召喚している。エボン=ジュを倒すと、祈り子が召喚できなくなるため、ティーダも存在することが出来なくなってしまうということなのか。
そういうことか!
初プレイした時によくわかっていなかった「なぜシンを倒すとティーダが消えてしまうのか?」という大きな謎が、10年の時を経てやっと解決、スッキリ!!
祈り子:僕たちも協力するから エボン=ジュと戦うときは・・・・・
最後に、エボン=ジュを倒す時は是非とも、召喚獣である自分たちも使ってくれと協力を申し出てくれるバハムートの祈り子。
OK!忘れてなければ絶対使ってやるぜと心に誓う僕。
ユウナ:なにか隠してるよね
祈り子との話が終わり、この場を去ろうとしたとき、祈り子との会話でのティーダに対してなにか思ったところがあったのだろう。ユウナがティーダに対して隠し事をしていないか聞いてくる。
さすがはユウナ、ガガゼトでジェクトがシンである事をティーダに吐かせただけのことはある。
鈍そうに見えて勘が良い。
ティーダは自分が夢の存在だとは言えず、知らぬ存ぜぬな態度を取るのだが・・・
この対応は正しい。圧倒的に正しい。
ようやくシンを倒す手がかりを見つけ、上り調子な時にシンを倒したら自分は消えますなんて言えるはずもない。
ユウナ:ウソ・・・・・・下手だね
ああ・・・、切ない。
そして、やり込み解禁
こうして、シンへの突入直前までのストーリーが終わった。
飛空艇の目的地には「シン」が表示される。ついにここまで来た。
去年の9月から始めて現在2月である。遅過ぎである。
セーブデータ1はジョゼ街道。ティーダのスピードアタックを取り忘れてやり直したのが懐かしい・・・。
セーブデータ1にここまでのデータをセーブして、やり込み用のセーブデータしよう。
これから、このままシンに突入してストーリーをクリアするか、やり込み要素である七曜の武器の入手を進めるか、悩ましいところである。
(つづく)
次の日記:【PS Vita】FF10プレイ日記35:シンの体内へ潜入せよ!飛空艇甲板での大連戦!!