これまでアコギ、エレキを含めて計5本ギターを所有してきましたが、ギターを買って間もない時に作ってしまう傷は、もう言葉にできないほどの絶望感を味わいます。
買って間もないのに
ストラップ取れて
落下して塗装剥げたぁあ
ああああああああああ
圧倒的、絶望!!
まさにこの世の終わり
世界の終わり
ドラゴンナイト
ドラゴンナイト
ドラゴンナイト
こーよい♪
僕たちはお通夜のように歌うだろお
コングラッチュレイション
コングラッチュレイション
コングラッチュレイション
こーよい♪
ギターに傷がついて
おめでとう!!
もうなにも怖くない
次は傷つけても
ノーダメージだぜ!!
はい。僕も今3年以上使っている相棒に傷が付いています。最初に傷が付いた時は凹みましたが、今は気にせず傷が付いても大切に大切に弾き込んでいます。
今回は過去の私と同じように、大切なギターを傷つけて落ち込んでしまっている人に向けて、傷付いた心を少しでも癒すことが出来れば・・・と思い書いてみます。
目次
ギターを傷つけても傷を直す方法はあるが・・・
いちお、どうしてもその傷がイヤで直したい!という場合は、直す方法はあります。
ネットで「ギターボディー 傷 直し方」とか「ギターネック 塗装剥げ 修理」とか傷付いた箇所とどんな傷か、そして「修理」をキーワードに検索すれば修理する方法がしこたま出てきます。
最悪、直す方法がわからなければ、リペアショップなどに依頼すれば、プロのリペアマンに綺麗に直してもらえます。
ただし
費用がかかります
演奏に支障が出る場合であれば修理に出すべきですが、かすり傷やちょっとした打痕であれば気にせずそのまま使い続ける、でいいと思います。
とは言っても、なかなか傷ができたばかりだと精神的ショックは大きいですよね。僕もそうでした。なので、いくつかそんなショックを和らげる魔法の言葉をお送りしたいと思います。
使っていればそのうち絶対に傷はできる
ギターを観賞用ではなく、弾くために買ったのであれば、いずれ傷はできます。遅かれ早かれ絶対にできます。
※鑑賞用途でギターを買って傷つけてしまった場合は、このページをそっ閉じしてください。修理以外の解決策はないので。
弦交換するときに弦の先っちょで誤ってボディーをひっかいちゃったー。
ギターのケースに入れる時に金具が当たって擦り傷ができちゃったー。
練習しようとしてギタースタンドからギターを持ち上げた時にヘッドを壁にぶつけてしもたー。
ギターを傷つけてしまう原因なんて、まだまだいっぱいあります。その一つ一つにいちいち気を張ってられますか?そんなことに気を張っていてギターを楽しめますか?
傷の1つや2つぐらい
どうってことない
ちょっとくらい傷ついててもいいじゃないですか。音を出すための道具なんだから。ギターをピッカピカに綺麗に保つことよりも、良い音を出して、良い演奏をする。上手に弾くことのほうがずっと楽しいですよ。そっちに神経を使った方が幸せな気がします。
ギターの傷はこれまでギターを弾いてきた証
ここで質問します。
あなたにギターをやっている友人がいたとして、その友人が「もう2〜3年は使ってるよ」といって見せてきたギターが新品のように傷一つなくピッカピカだったら。
あなたはどう思いますか?
コイツ
練習してなくね?
家でオブジェに
なってたんじゃね?
そう思っちゃいませんか?
ギターに多少なりとも傷が付いているってことは、ちゃんと手に取ってギターを弾いてきた、練習してきた証であり、勲章でもあります。
だから傷が付いてしまっても、その傷はあなたとギターの歩んできた歴史だと思って、この先もギターを大切に使ってあげてください。
傷もひっくるめて
ギターを可愛がるんです
傷をつけないようにするための便利グッズ
ここまで精神論しか書いてきていないので、もうちょっとなにか役に立つことを・・・と絞り出して思いつきました。
今までギターに傷をつけてしまった過去の過ちを繰り返さないために、僕が今使っているグッズを2つ紹介しておきます。
ギタースタンド
1つ目は、自宅で使っているギタースタンド。リハーサルスタジオで出会って一目惚れして買いました。このスタンドの特筆すべきところは2つ。1つ目が抜群の安定性。2つ目がギターのフレットに負荷をかけないヘッド吊り下げ式。これを使っていればギターを倒してしまうというギターあるある事故を確実に防げます。(ギターが接触する部分に水色のクロスをつける改造をしましたが、僕のギターはラッカー塗装ではないことが後で判明して、無意味な改造となってしまいました)
僕がこのスタンド買ってからもう3年以上経っているので、型落ちして新しいのが出ているので、そちらを貼っておきます。
ストラップ ロックピン
2つ目は、演奏中にストラップがギターから外れることを確実に止めてくれるロックピン。ギター本体にもともと付いているストラップピンを自分でロックピンに付属しているストラップピンに付け替える手間がかかりますが、僕は今後も新しいギターを買うことがあれば必ず取り付けます。
おまけ)僕がギターを傷つけた時に心を癒してくれた言葉たち
・傷がついて初めて俺様のギターになるのだ
・傷付いたギターの方がかっこいい
・俺のギター、傷だらけだからレリックギターだな
・ギター弾いてたら傷付くのは当たり前だよ
・1つ目は凹むけど、2つ目以降はもうどうでもよくなるよね
・ギターを大切にするということは傷ひとつ付けないようにすることではない、弾き込むことだ。
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