ギターの指板の音を覚える方法を考える、その1 – 「指板の規則、基礎知識」編

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以前、指板の音を覚えるためのギター練習アプリをラズベリーパイで作ろうと思い立ちました。ギター練習アプリが本当に作れるのかのテストも兼ねて、まずはチューナーを作ろうとしたのですが、ドを鳴らしたにも関わらずドレミファソラシドのすべての音階を検出してしまうクソアプリが出来上がりました。

マイクで拾った音を解析してドレミファソラシドのどの音が鳴ったかを判定させたんだけど、1秒間に何千回も判定して、ドレミファソラシド全部の音を検出するという・・・

 

 

アホか!!

 

 

もっとギターの上達を早めるために・・・

こんなんじゃアプリ作ってる時間をギターの練習に充てた方が早い!

ってことで、できるだけ効率よく指板を覚える方法はないかと考えてみました。

たぶん、ギターを始めてコードを覚えて、Tab譜やバンドスコアで曲をコピーできるようになってくると、この指板の音を覚えたいって思うようになってくるんじゃないでしょうか?もっと思い通りに音を出せるようになりたい。アドリブとかやってみたい。耳コピできるようになりたい。音楽理論を学んでみたい。

ここに行き着く頃には、ギターをもっと上達するには指板の音を全部覚えなければいけないんじゃないか?って思うようになってきます。

さらなる高みを目指して、指板の音を覚えるぜ!!

 

 

やりたいことは自由自在に出したい音を出せること

1弦の G は?って聞かれたら、0コンマ何秒で即座に1弦の G を押さえて音を出せるようになること。F の音!!って言われたら、1弦から6弦までの全ての F がパッと頭に浮かぶようになること。頭で考えなくても勝手に指が動くようになること。

これを目標とします。

 

指板の音を覚える前にこれだけは覚えとこう!

で、早速指板の音を覚えていくのだけど、その前に最低限 押さえておきたい基礎知識。それは以下の2つ。

6弦から1弦までの開放弦の音

てか、このページ読みにくる人に説明する必要はない気がするけど、弦を何も押さえていない状態で弾いた時の音です。弦を何も押さえないのを開放弦と言います。チューニングする時の音。

1弦:E
2弦:B
3弦:G
4弦:D
5弦:A
6弦:E

開放弦(チューニング)の音階

 

初心者の頃はチューナー頼りで全然覚えようとしなかったけど、6弦から1弦までの開放弦の音さえ覚えてしまえば、指板上の全ての音を導き出せるので覚えておきましょう。

ちなみに覚え方は「家で地ビール」です。

E  A  D G  B  E
い え で じ び ー る

 

 

全音と半音

これもギターやってるなら基本中の基本。

大事なのは B と C、E と F が半音(1フレット分の間隔)だということ。隣り合う音の間隔が2フレット分なのか1フレット分なのかはしっかりと覚えておくと音を探す時に便利です。

ギター指板の全音と半音

 

この全音、半音については以前に以下のページにも書いたので読んでもらえると嬉しいです。ピアノの鍵盤と比較するとわかりやすいですね。

初心者のうちに覚えておきたい!ギター指板の仕組みと各弦のドレミファソラシドを見つける方法!

 

 

指板の音を覚えるのに知ってると得する!指板の規則

ここからはギター指板の音を覚えるために、知っておくと練習が捗る指板の仕組み、規則について紹介します。

1弦と6弦は同じ音

以下の指板図にある通り、1弦と6弦の音の位置は同じになっています。そのため、6弦の音を覚えてしまえば、1弦も覚えたということになります。なんてリーズナブル!

ギター指板の1弦と6弦は同じ音

 

 

0フレットと12フレットは同じ音

また、0フレットの開放弦の音と12フレットの音は同じです。これは C(ド)から次の C(ド)の1つ手前の B(シ)までで12音あるからです。C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、B。

ギター指板の0フレットと12フレットは同じ音

 

勘の良い人ならおわかりでしょうが、12フレット以降の音の並びは0フレット〜11フレットを繰り返します。

つまり何が言いたいかというと、

 

 

覚えればいいのは

11フレットまで!

 

 

ということです。

指板図で12フレットまでしか表示させていないのは、そのためです。

 

 

隣り合う上下の弦は何フレット分 音がズレているのか?

隣合う弦同士で何フレット分ずれているかも見てみましょう。基本的には5フレット分ずれています。下の指板図で見てみると、6弦と5弦では5フレット分ずれているのがわかります。5弦と4弦も5フレット分、4弦と3弦もですね。

が、しかし。3弦と2弦だけは4フレット分ズレています。

隣り合う上下の弦の音のズレ①

 

さらに2弦と1弦も見てみると、2弦と1弦は5フレット分ズレています。

隣り合う上下の弦の音のズレ②

 

つまり3弦と2弦だけが4フレット分ズレていて、他は全て5フレット分ズレています。この3弦と2弦のズレは他の弦とは1フレット分ズレが違っているということを覚えておきましょう。

 

 

2フレット上げて2弦下げれば同じ音、ただし・・・

指板上の5弦5フレットは D の音が出ます。そこから2弦下がって2フレットブリッジ側に移動すれば、1オクターブ高い D の音が出ます。

2弦下がって2フレット上がれば同じ音が出るってことになります。これは D だけでなく他の音も同じです。

2フレット上げて2弦下がったら同じ音①

 

 

ただし、3弦と2弦をまたいで押さえた時は1フレット分ズレています。たとえば、4弦2フレットの E ですが、1オクターブ高い E の音は 2弦下がって3フレットブリッジ側に移動した2弦5フレットにあります。

先ほど3弦と2弦では1フレット分のズレがあると書きました。それがここで影響しています。

2フレット上げて2弦下がったら同じ音②

 

 

効率の良い指板の音の覚え方

さて、ここまでで指板の基礎知識と規則について書いてきました。

今までの内容を踏まえた上で、僕が最も効率の良いと思う指板の覚え方はこうです。

 

 

6弦と5弦の音さえ

覚えてしまえば

勝ったも同然だ!!

 

 

6弦を起点にして同じ3つの音を覚える

どういうことかと言うと、たとえば6弦1フレットの F の音。6弦と1弦は同じ音だとさっき書きました。なので、1弦1フレットも F になります。また、2フレット上がって2弦下がれば同じ音だということもさっきかきました。そうなると4弦3フレットも F ということになります。

つまり6弦の F を起点にして1弦、4弦の F が導き出せます。

6弦起点で音を覚える①

 

 

今度は6弦3フレットの G に行ってみましょう。1弦3フレット、4弦5フレットが G になっていますね。

6弦起点で音を覚える②

 

 

指板図で見るとわかる通り、Fの3音をそれぞれ2フレット分上げれば G になっています。さらに2フレット上げれば A となっているので、この形を覚えてしまいましょう。

6弦起点で音を覚える③

 

 

6弦の音を覚えることで、4弦、1弦にある同じ音が探せるので、6弦を覚えたら4弦、1弦を覚えたも同然です。

 

 

5弦を起点にして同じ3つの音を覚える

今度は5弦8フレットの F 。2弦下げて2フレット上げた3弦10フレット、それと3弦下げて2フレット下がった2弦6フレットが F になっています。

5弦起点で音を覚える①

 

 

さっきの6弦起点と同じように、それぞれ3弦を2フレット上げれば G になっています。

5弦起点で音を覚える③

 

 

これで6弦すべての音をマスターできますね。

6弦を起点にして4弦と1弦、そして5弦を起点にして3弦と2弦、これで6弦すべての音を覚えることができます。

なので、もう一度言います。

 

 

6弦と5弦の音さえ

覚えてしまえば

勝ったも同然だ!!

 

 

次の記事:ギターの指板の音を覚える方法を考える、その2 - 「エクササイズで練習」編

 

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