先日、娘の写真を綺麗に撮りたいという目的でデジタル一眼レフ、PENTAXの『K-70』を買いましたという記事を書きました。
前回記事:PENTAX一眼レフのエントリーモデル K-70 を購入!買う時の決め手になったこと
今回は、『K-70』購入時に一緒に購入したアクセサリー類をどう考えて選んだのかを書いてみようと思います。基本的にカメラというものは綺麗な写真を撮るための道具だという考え方なので、機能面や自分の使い方を考慮した上で選んでいます。
そして、やはりエントリーモデルとは言え、『K-70』のお値段はそこそこに高いので、今後できるだけ長く使えるように最低限のメンテナンス用品も揃えてみました。
目次
SDカード
これがないと始まりませんね。せっかく撮った写真もこれが無ければ記録が出来ない(笑)
品質のサンディスク、価格のトランセンド
SDカードは様々なメーカーから売られていて、どれがいいのかわからないという場合、2択でいいと思います。品質を取るのであればサンディスクのメモリーカード、出来るだけ安く抑えたいのであればトランセンドのメモリーカード。
サンディスクのメモリーカードは、プロのカメラマンの多くも使っていて信頼性の高いメモリーカードだと言われています。
一方、トランセンドは価格がめちゃくちゃに安いです。サンディスクと比較して転送速度と容量が同じにも関わらず半額以下で売られています。32GBのもので転送速度が90MB超えてるのに2000円以下なのには驚きです。
無期限保証でこれは安すぎ。僕もこっちにすればよかったかも。
ただ当たりはずれがあるという話も多いので、僕は品質の方を取りました。
容量と速度
そして価格と信頼性以外にも選ぶ際に重要なのが、保存できる容量と転送速度。
まずは容量から。
僕が買う時に選択肢として挙がったのが16GB、32GB、64GBの3つ。
『K-70』は有効画素数が約2424万画素。撮る写真にもよりますが、16GBのSDカードでおよそ2000枚は保存が出来ます。フルHD動画で約2時間(かなりアバウトです)。
32GB、64GBはその2倍、2倍のデータ量を貯めておけるので、果たして自分の使い方でどれだけSDカードにデータを溜めておきたいのかを考えればおのずと答えは出ます。
正直16GBあれば十分・・・だけど、もしも動画も撮りたくなったら・・・ってことで、僕の場合はお財布と相談して32GBにしました。
そして転送速度。これは正直数値だけではわからないんですよね。実際撮ってみないと。
動画を撮ったり、連射をする場合は短時間にSDカードに書き込みを行わないと次の絵が撮れなくなってしまいうので出来るだけ速い転送速度が求められます。
ネットで調べてみると、一眼レフカメラのSDカードでだいたいオススメされているのが読み込み/書き込み速度90MB以上のSDカードですね。
そんなに必要ないような気もしますが、そういう細かいことを気にせず撮影を楽しみたいと考えるのであれば出来るだけ転送速度の速いものが良さそうです。
僕が買ったSDカードはこれ
レンズプロテクター
一眼レフカメラは本体も高いですが、レンズも高いです。良いレンズであれば、本体より高いです。
そしてレンズは、今後本体を買い替えたとしても同じPENTAXの一眼レフを使うのであれば基本的に使い回すことが出来ます。つまり今持っているレンズは資産となります。
で、あれば出来るだけ長持ちするように、傷つけないように使いたいと思うのが人の性、レンズプロテクターはそんなレンズを守るためのアクセサリーです。
レンズのさきっちょに付けることで、レンズを汚れやホコリの付着から守ってくれます。
僕が買ったレンズプロテクターはこれ
薄型を売りにしている保護フィルターですが、『K-70』は防滴、防塵の機種。探してみたら撥水コーティングの保護フィルターもあるみたいです。こっちにすれば良かった・・・。
液晶保護フィルム
これはもう言うまでもなく、今までも保護フィルムネタは色々書いてきたので、もういいかな(笑)
せっかく高価な一眼レフを買って、撮った写真を確認するディスプレイに傷なんか付いてしまったら、相当に萎えてしまいます。撮った写真を最大限綺麗に見るためにも、そして長く気持ちよく使っていくためにも保護フィルムを貼るに越したことはないです。
デジタル製品で液晶のついているものには必ず保護フィルムを貼りましょう。
誰でも簡単に貼れる、失敗しにくい保護フィルムの貼り方を以下で解説していますので、よろしければ読んでみてください。
ホコリや気泡は許さない!スマホの保護フィルムを失敗せず綺麗に貼れるおすすめの方法
僕が買った保護フィルムはこれ
フリップキャップ(2018年3月28日追記)
これは、PENTAX K-70と同時に購入したアクセサリーではないのですが、あまりにも便利だったので追記する形で書きます。
一眼レフカメラを使っていて地味に煩わしく感じるのがレンズキャップの取り外し。フリップキャップはワンタッチ式でレンズキャップを開くことが出来るものです。
このフリップキャップを使う利点は2つ。1つ目はレンズに取り付けて使うので、レンズキャップの紛失を防ぐことができる。2つ目はカメラを使う前と後でいちいちレンズキャップをつけ外すという手間を省けることです。
詳しくは以下に書きましたので、興味のある方はどうぞ。
超絶便利!煩わしいレンズキャンプの取り外しと、紛失の不安を解消出来る『Flip Cap』!
保護フィルムの後にこれを挙げたのは、あまりにもフリップキャップが便利過ぎて、保護フィルム並みに必需品だと思ったからです(笑)
ストラップ
ストラップはデザインの良いもの機能性の高いもの、様々なメーカーから数多く売られていますが、僕は機能性を重視して選びました。
以前にCanonのEOS KissX5で使っていた時は、柔らかくて触った感触の良いレザーストラップを使っていたのですが、1つだけ不満というか、もっとこうだったらいいのになあと思うことがありました。
「もっと簡単にストラップの長さを調節できたらいいのに!」
一眼レフをたすき掛けにして撮影していない時、よく物にぶつけてしまうんですね。ストラップの長さの調節が出来れば、撮影していない時はストラップを短くして体に密着させることでぶらつきを防げます。
そして写真を撮りたい時はストラップを緩めてすぐに一眼レフを構えられる、それが実現可能なストラップはないかなと探していたら見つかりました!!
ちょっとクセがありますが、コツを掴めば簡単にストラップを締めたり緩めたり出来ます。レザーストラップに比べるとちょいとばかし安っぽい感じましますが、実用的なストラップで気に入りました。
僕が買ったストラップはこれ
予備バッテリー(2017年1月15日追記)
PENTAX K70購入時には買わなかったけど、結局購入してしまいました。
旅行などに持って行くときや、長時間撮影するようであれば持っておくことに越したことはないです。ちなみに予備バッテリーが絶対に必要になるほど、PENTAX K-70の電池の持ちは悪いとは思っていません。
お出かけして撮りたいものを見つけた時にちょこちょこ撮るだけであれば、特にカメラの設定を気にしなくても余裕で1日持ってくれます。
一眼レフPENTAX K-70の予備バッテリーって必要?知っておきたい電池の消耗を抑える方法
僕が買った予備バッテリーはこれ
ペンタックス予備バッテリー
とにかく安いのが良いと言う場合は非純正の互換バッテリーもあります。
カメラバッグ
カメラバッグは、なるべくコンパクトでK-70を取り出しやすいものが良いなと考えて選びました。
以下が選んだ時に重視した条件
・キットレンズを装着したK-70が横向きに入ること
・ファスナーの取っ手が掴みやすいこと
・ブロアーとブラシの最低限のメンテナンス用品が入ること
・なるべくコンパクトなこと
一番重視したのがK-70が横向きに入ること。たすき掛けにしたカメラバッグから取り出す時、一番取り出しやすいからです。よくレンズを下向きに入れる縦型のカメラバッグが多いんですけど、横向きの方が僕には使いやすいです。
バッグのファスナーを開けて、右手でスッと取り出せるのが理想です。
キットレンズを装着したK-70とメンテナンス用品を全て収納するとこんな感じになりました。
横向きに入れるとちょうどジャストサイズです。
仕切りが2枚入っているので、レンズを下に向けて縦に収納する事も可能です。縦に収納すると左右にもうちょっと余裕が出来ますね。
K-70を持ち出して写真を撮るにはちょうど良いお散歩バッグです。
ちなみに自宅ではこのバッグに入れて保管するので、カビ防止のためにスティックタイプのシリカゲルを入れておきました。
僕が買ったカメラバッグはこれ
携帯用メンテナンス用品
最後は外で撮影する時に一緒に持ち歩く用の携帯用メンテナンス用品です。最低限持っておきたいものが以下の3つ。
ブロアー
写真右のポンプみたいなのがブロアー。一眼レフ本体やレンズに付着したホコリを吹き飛ばすために使います。一眼レフ使いでこれを持ってない人は居ないんじゃないかと思います。普段から頻繁に使うため、一眼レフを使う上では必需品です。
大きければ大きいほど風圧が強く、ホコリを飛ばしやすいので使いやすいです。あまり小さすぎるとホコリを飛ばすのが大変なのである程度の大きさのものがオススメです。
クリーニングクロス
写真左側の水色のがクリーニングクロスです。レンズや一眼レフ本体のボディを拭くため専用のマイクロファイバー生地です。
クリーニングクロスでレンズを拭く時は、必ず最初にブロワーでホコリを拭き飛ばしてから拭くようにします。でないとホコリによってレンズを傷つけてしまう可能性があるので。
また、ティッシュは自宅に転がっている適当な布巾などでレンズを拭くと傷が付いてしまう恐れがあるので避けた方がよいです。
レンズを拭く場合はやはり専用のクロスで拭くようにした方がよいです。
ブラシ
写真中央の「ETSUMI」と書かれているのがブラシです。ブロアーで吹き飛ばせないホコリや汚れをこれで取ります。ただ、レンズだけはこれで掃除してはいけません。毛が固いのでレンズを傷つけてしまう恐れがあります。一眼レフのボディのお掃除用に使うものです。
ボディのボタン回りや覗き込むファインダーの回り、K-70はバリアングル液晶なので液晶のあたりはホコリが溜まりやすそうです。
ブロアーをかけてそれでも落ちないボディのホコリをブラシで落とします。汚れが落ちない場合は、クリーニングクロスでふき取ってあげましょう。
僕が買ったメンテナンス用品はこれ
ブロアー
クリーニングクロス
写真に載っているブラシは現在、販売されていないようです・・・。
近いものだとこんなブラシかな。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回、PENTAX K-70の購入にあたり、自分が購入したアクセサリー類について書いてみましたが、これからハイエンドエントリーモデルである『PENTAX K-70』の購入をされる方の参考になればこれ幸いです。
今後、バンバン写真を撮っていってK-70で撮れた写真や、K-70の使い方などについて書いていけたらと思っています。