僕はこれまで一眼レフカメラで写真を撮ってきて一度もRAWを使ってこなかったのですが、せっかく一眼レフカメラを持っているのなら、RAWも使ってみたい。そう思うようになりました。
と言うのも、「これは良い写真が撮れたぞ!」と思ってもパソコンで見てみると明るさが暗かったり、色味が微妙だったりするんです。Rawで撮っておけば画質を落とすことなくそこらへんを上手いこと修正できるので、Rawでの撮影に乗り出しました。
で、せっかくならRaw現像出来るだけでなく、今まで手作業でフォルダを切って写真を管理していたのをもっと簡単に管理できるようにしたい。調べてみると、Lightroomなら写真の管理もカタログというものを使って出来るようです。
無料のアプリもいくつかありましたが、やはりここは使っているユーザーの多いLightroomを購入することにしました。使っているユーザーが多いというのはソフトを選ぶ上で結構重要なことで、わからないことが出てきた時にネットで検索して自己解決出来ますからね。
そして次にぶち当たったのが、「パッケージ版とクラウド版のどっちを購入するか?」ということでした。
パッケージ版『Lightroom6』とクラウド版『LightroomCC』
この2つ、基本的に写真を管理して、レタッチが出来るということは同じですが、大きな違いが2つあります。
違い①:ライセンス形式(ソフトに対するお代金)
パッケージ版の『Lightroom6』は永続ライセンスで、1度購入すればずーっと使い続けることが出来ます。それに比べて『LightroomCC』は、使い続けていればずっと料金を払わなければならない月額課金制です。これを "サブスクリプションライセンス" というそうです。個人的には月額課金はあまり好きではないんですよね・・・。
ただ今の時代はこのサブスクリプションライセンスが主流になりつつあり、今後他のソフトでも増えていくのだと思います。
Amazonでこの2つを見てみると、以下の通りになっています。
『Adobe Photoshop Lightroom 6』(Mac版)
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『Adobe Photoshop Lightroom CC(12ヶ月版)』(Mac版)
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僕の場合は『Lightroom6』を購入したので、2018年3月29日現在のそれぞれの金額から考えて、元を取ろうと考えると1年半は使わないといけない計算になりますね。
違い②:アップデートの有無
2つ目の違いはソフト自体のアップデートの有無です。
『LightroomCC』の方は、常にソフトの最新の状態で使うことが出来て、今後新しく追加される機能などをフルで使うことができます。そりゃあ、使い続けている限りお金を払い続けるんですから当たり前と言えば当たり前ですよね。
それに比べて『Lightroom6』なのですが・・・。
『Lightroom6』は
今後アップデートされません
『Lightroom6』は昨年2017年12月に最後のアップデートがされ、メーカーのAdobeは今後『Lightroom6』をアップデートをしないと公言しています。
これはどういうことかと言うと、もしもこの先『Lightroom6』で不具合が発生しても、修正バージョンが出てくることがないということです。不具合の修正以外にも『LightroomCC』で新しく機能が追加されたりしても『Lightroom6』では使うことが出来ません。
また、昨年2017年12月暮れの最後のアップデートより後に発売されているカメラやレンズにも対応しません。
2017年12月以降に発売されているカメラやレンズで撮った写真をレタッチしたいのであれば、選択しは『LightroomCC』1択ですね。
僕はサポートが終了していることを承知で『Lightroom6』を選びましたが、もしも家族や友人がどっちを買うか迷っているのであれば、『LightroomCC』を薦めます。
『Lightroom6』を選んだ理由
じゃあなんで僕が『Lightroom6』を選んだのかというと、理由は非常にシンプルで 月額課金のサブスクリプションライセンスが嫌だから です(笑)
ね?シンプルでしょ?
今の時代の主流に反旗を翻して、『Lightroom6』を購入しました。
そもそも僕がやりたいことは、一眼レフで撮った写真の管理とちょっとしたレタッチです。この2つの条件さえ満たせればOKなんです。そこまでの多機能を望んでいません。なのでアップデートによって『LightroomCC』に新機能が追加されても大きな痛手はありません。
クラウド版ならではのクラウドストレージ1TBも必要ありません。MacBookProの本体ストレージに保存して、容量が足りなくなれば1TB以上の外付けハードディスクドライブを買いますから。
『Lightroom6』は現在愛用している一眼レフ『PENTAX K-70』にも対応しているし、手持ちのレンズにも対応しています。
初めてLightroomというソフトを使うので、これから使い方を覚えていくことになりますが、恐らく『Lightroom6』の機能を使いこなせるようになるまでには長い時間がかかることが予想できます。
となると、先ほどちょろっと言いましたが『LightroomCC』と比較して『Lightroom6』の元の取れる1年半の期間を過ぎた時、『Lightroom6』では物足りない!そう思える域に達しているようであれば、喜んで『LightroomCC』に移行しようと考えています。
※繰り返しますが、『Lightroom6』を購入する上での1番の懸念事項は、サポートが終了しているということです。万が一、大きな不具合が発生しても修正されない可能性が高いです。もしも購入する場合はそれを覚悟の上で購入する必要があります。
『Adobe Photoshop Lightroom 6』(Mac版)
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『Adobe Photoshop Lightroom CC(12ヶ月版)』(Mac版)
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