ギター初心者の壁!Fコード押さえられない弾けない問題を出来るだけ早く卒業する練習方法とコツ!

5 min
スポンサーリンク

ギターをやり始めた初心者が必ずぶち当たる壁、Fコード・・・。

僕もギターをやり始めた頃は、6弦全部押さえるなんて出来るわけがないと早々に諦めてFコードの出てこない曲ばかりを練習していました。

でもね・・・ギターが上達するにつれて弾ける曲が自然と増えてくる。そうするとどうしても Fコードを鳴らさなければならなくなってくるんですよ。

 

 

ギターをやるなら

必ず乗り超えるべき壁

それが Fコード

 

 

今回はそんな Fコードをどうやったら押さえられるようになるのか、僕が弾けるようになるまでにやったことと、どんな心持ちでどんな練習をすればよいのかについて書いていきます。

Fコードを押さえる

 

 

Fコードはすぐに弾けるようにはならない!

出来るだけ早く卒業!とかタイトルで釣っておいて、こんなことを言うのもどうかと思ったのですが、Fコードを練習してその日のうちに綺麗に弾けるようになるなんてことはありません。いや、もちろん弾けるようになる天才もいるのでしょうが、大半の人は無理だと思います。

 

 

僕は無理でした

 

 

だけど、そんな僕でも今では Fコードはもとより Bコードも Fmコードも弾けるようになりました。6弦から1弦まで人差し指1本で弦がビビることなく弾けています。

だから言いたい。

 

 

あなたも

絶対にFコードが

弾けるようになる!

 

 

じゃあ、どうやったら Fコードが弾けるようになるのか?僕が Fコードを弾けるようになった過程を紹介した上で、できるだけ早くFコードを習得するポイントと練習方法をお伝えしたいと思います。

 

くねおはどうやってFコードを弾けるようになったのか

演劇部の舞台でギターを弾く役に

ギターを初めて手にしたのは大学3年生の時。それもアコースティックギター。

当時所属していた演劇部で、劇中でギターを弾くキャラクターを演じることになりました。ギターを触ったこともないくせに「ギター弾けるようになったらモテるんじゃね?」っていう浅はかな理由で安請け合いしました。

舞台のクライマックスに主要キャラクターたちでバンド演奏をするというお話だったのですが、

 

 

本番の演奏シーンで

盛大にトチりました

 

 

ちなみにこの時に演奏したのは、ビートルズの「All My Loving」。Fコードと同じように6弦から1弦までを全て押さえなければならないバレーコードが2つも出てくる( F#mコードと C#mコード)曲でした。無論、この時にバレーコードはまだ1度も綺麗に鳴らせていません。そんな状態で舞台に立ったことが今でも信じられません。

 

 

自分の結婚式でも・・・

演劇部の時から数年を経て、トラウマとなって封印したギターを再び手にすることになりました。

自身の結婚式で来てもらった方々への感謝の気持ちを込めて、カミさんに歌ってもらい僕はギターを演奏しました。曲は映画「魔女の宅急便」でもお馴染みの、荒井由実の「やさしさに包まれたなら」。カポタストを使ってキーを4つ上げて簡単にしてもバレーコードが3つもあるやないか!!

 

 

結婚式本番は

序盤からカミさんが

アカペラで歌っていた

 

 

演劇部の時は本番終わってからケースに仕舞ったまま、一切ギターに触れることはなかったけど、結婚式後はあまりの恥ずかしさと悔しさで、ギター上手く弾けるようになりたいとふつふつ思うようになっていました。家でちょっとつま弾いたりして、Fコードを意識するようになっていった気がします。

 

 

楽器初心者たちでバンド結成

大学で同じ学科だった友人の結婚式になにか出来ないか?ということで、これまた同じ学科だった友人たちとバンドを結成。全員楽器は初心者(2人、ベース1人、ボーカル1人、ドラムはパソコンで打ち込み)、友人たちからの一言メッセージを動画にしてバックミュージックとして演奏した曲を流しました。

この時にやったのが奥田民生の「イージュー★ライダー」だった。出てくるバレーコードは Bm7コードのみ。

この頃から真面目にギターを練習するようになったと思う。バンドやろうって言い出したのが自分だったから、とにかく最後の録音まで持っていきたかった。聞いた人にミスだと思わせないようにしたかった。だから Bm7コードだけはどうしても綺麗に鳴らせるようにしたかった

だから何度も何度も練習しました。

この強い想いが功を奏して、この「イージュー★ライダー」で Bm7を弾けるようになった後、あっさり Fコードも弾けるようになりました。

 

 

何度も練習しているうちにいつの間にか押さえられるようになる!

結局、Fコードは練習さえしていればいつかは綺麗に鳴らせるようになります。ただ、鳴らせるようになるまでにはある程度の時間が必要。根気よく練習するしかありません。

Fコードを鳴らせるようになるまでに時間がかかりすぎるから、ギター初心者はさじを投げて諦めてしまうのだと思います。

だから最初からFコードを鳴らせるようになるまでには時間がかかるのだということを前もって知っておくことが大切です。

 

 

大丈夫!

練習すれば

誰でも Fコードは

弾けるようになります

 

 

とはいえ、なるべく早くFコードを鳴らせるようになるコツはあるので、Fコードを弾けるようになった僕が弾けるようになるまでの過程で知り得たいくつかのコツを紹介します。

 

 

早くFコードを弾けるようになるために意識すると良いこと

まずは今の自分の実力を認識する

はい、まずは Fコードを引いてみてください。

指板を押さえるところは以下の指板図の通り。

Fコードの指板図

 

押さえたら6弦から1弦まで1弦ずつ鳴らして綺麗に音が鳴っていないのがどの弦なのかを確認します。

どうですか?綺麗に鳴らない弦は1弦だけですか?それともいっぱいありますか?ひとまず自分が今綺麗に鳴らせない弦がどの弦なのかだけしっかり認識しておいてください。

 

Fコードの弦を押さえるポイント

Fコードを押さえる時、どんな風に押さえていますか?

下の写真のように指板に対して垂直に人差し指を置いていませんか?

Fコードのダメな押さえ方

 

 

これ形だと曲を演奏する時にコードチェンジすることを考えると現実的ではありません。下の写真のように少し斜めに押さえるのがポイントです。

Fコードの良い押さえ方

 

 

また、人差し指の付け根を指板の下に密着してテコの原理で押さえれば、1弦2弦は綺麗に押さえれれば、あとは中指の3弦、薬指の4弦、小指の5弦をきちんと押さえられたらほぼ Fコードはクリアです。

Fコードは人差し指の付け根の使い方がポイント

 

 

6弦は最悪押さえられなくても鳴らさなけれいいだけの話です。そう、弾けないところは鳴らさないというのも一つの手です。これを「ごまかす」と言います。

冗談はさておき、人差し指を斜めに押さえること、人差し指の付け根の腹を利用すること、この2つを意識して押さえてみてください。

 

 

練習する曲には Fコードのある曲を弾く

Fコードの練習をする時って、どんな風に練習していますか?

単純に Fコード "だけ" の練習をしているのであれば、あまりオススメできません。Fコードを弾けるようにする理由は、曲を弾くためです。であれば、曲を弾いて練習しましょう。

現時点で  Fコードが弾けないことは気にする必要はありません。綺麗に音が鳴らなくてもいいです。とにかく1曲なんでもいいので Fコードを含んだできるだけ簡単な曲を弾く練習をしましょう。Fコードのある曲で弾きたいものがないのであれば、C#mや F#m などの人差し指で6弦から1弦まで全て押さえるバレーコードの含まれる曲で構いません。

とにかく目的は人差し指で6弦から1弦までの6弦全部を同時に押さえて綺麗に音を鳴らせるようにすることです。

初心者の練習曲のド定番であるスピッツのチェリーでもいいですし、僕のように奥田民生のイージュー★ライダーでもいいです。最近の曲でアニソン好きならLisaの紅蓮華もバレーコード少なめでおすすめです。
※リンクをクリックすると無料でコード譜を見れる「U-フレット」さんのサイトに飛びます

 

ここで注意したいのは、失敗しても演奏を止めないことです。1曲を最後まで弾き切る練習をします。

もちろん最初は、コードを確認したり、コードからコードへのコードチェンジを確認するために部分部分を練習しますが、ある程度弾けるようになったら、とにかく1曲通して弾く練習をします。途中で上手く鳴らせないコードがあったりして、失敗して止めたくなるかもしれませんが、失敗したところは無視して曲の終わりまで弾き切ります。

1曲弾き切る練習をすることで、少しずつコードチェンジがスムーズに出来るようになり、押さえられなかった Fコード、バレーコードを押さえられるようになっていきます。

頭で考えなくても数をこなすことで勝手に手が、指が微調整して押さえられるようになっていきます。これは冗談じゃなくて本当です。

どの弦を綺麗に鳴らせていないかを最初に確認しました。これは綺麗に鳴らない弦を意識させて、演奏中に意識させるためです。演奏している時に頭では意識しなくても指が無意識に綺麗に鳴らせる位置を探してくれます。

で、上手く鳴らせた時にその位置を確認します。そして成功率を上げるためにまた何度も何度も弾いて練習します。

自分が納得できるまで(綺麗に鳴らせていると感じるまで)この練習を続けます。そして、弾けるようになったと感じれば、最初にやった実力チェックを再度おこないます。

 

 

再度、自分の実力を認識する

Fコードを押さえて、6弦から1弦までを1本ずつ順番に鳴らしてみる。全ての弦が綺麗に鳴らせたらFコード練習生卒業です。

 

 

おめでとうございます!

 

 

綺麗に鳴らない弦がある場合は、Fコード(バレーコード)を含む曲をひたすら練習します。飽きてきたら別の曲に変更しても構いません。

僕もイージュー★ライダーの他にも大好きな菅野美穂の Zoo〜愛をください〜 (カポなし)など他の曲も並行して練習していましたから。

 

[guitar-ad]

スポンサーリンク
カテゴリー:
関連記事