最近ハマっているのはアニメ『ベルセルク』の主題歌を練習することです。
こんにちは、くねおです。
ギターをある程度弾けるようになってくると、テクニックだったり、音楽理論だったり、単純にコードを覚えて好きな曲を弾く以外のことに興味が湧いてきます。
今回は僕が初心者の時にこれを知っていればよかったと思ったギター指板のドレミファソラシドのお話をしたいと思います。
知っていると得する、自分が抑えている弦がドレミファソラシドのどの音なのかを割り出す方法です。
目次
ギター指板の仕組み!ピアノとの比較
ギターの指板をギターの鍵盤の並びと比較してみると、面白いです。
下図のようにピアノは白と黒の鍵盤から構成されていて、白がドレミファソラシド、黒がド#、レ#、ファ#、ソ#、ラ# と並んでいます。
白、黒混合で左から順番にド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ、ド、と並んでいますね。
ギターの場合は、5弦の3フレットがドです。ドからスタートして左から順番に並びを見てみると、ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ、ド、になっています。
ピアノと同じですね!
ピアノは#の付く音を黒鍵盤にして区別していますが、ギターはそのように区別することなく横1列に並んでいるということがわかりましたね。
ギター指板のドレミファソラシドの間隔!
次に#の付いている音を取り除いて、ドレミファソラシドのみ表示させてみました。
その上で、ドレミファソラシドのフレットの間隔を確認してみましょう。ドからレは1音飛ばしているので、ドから2音目がレになっています。この1音飛ばしの間隔のことを「全音」と言います。ミとファのように隣り合っている場合の間隔は「半音」と呼びます。
5弦3フレットのドから15フレットのドまで、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音という規則でドレミファソラシドが並びます。これは上図にある5弦だけではなく、他の弦も同じ間隔でドレミファソラシドが並びます。
また、5弦15フレットのドから全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の間隔で順番に音を慣らしていけば、ドレミファソラシドになります。(僕の持っているギターだと22フレットまでしかないのでソまでしか弾けませんが・・・)
さて、ここまでで説明したギター指板の規則性がわかれば、もうひと手間加えるだけでギター指板のどこを押さえたら何の音(ドレミファソラシド)が出るのかを瞬時に割り出せますよね!
各弦のドの位置を覚えよう!
はい、そのひと手間は何かというと、各弦のドの位置を覚えてしまうことです。たった6つ覚えてしまえば、各弦、各フレットが何の音になるのかがわかります。
下図の赤丸のド6つ(1弦と6弦は同じフレットにドがある)を覚えてしまいましょう。
各弦のどの位置がドなのかがわかれば、さきほどの全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の規則に従ってドレミファソラシドが並んでいるので、ド以外の音も全てわかってしまうという寸法です。
たとえば2弦だと以下のようになりますね。
2弦1フレット目がドなので、レは2つ飛ばして(全音)3フレット目になります。そこからまた2つ飛ばして5フレット目がミ。ミとファは半音の関係なのでお隣の6フレット目がファ、ってな感じでドの位置から他の音を探し出せます。
初心者のうちに知っといて損はない
僕はこのことをつい最近知りました。
できればこの指板の仕組みは、もっとギターを始めた初期のころに知っておきたかったです。なぜなら、今まで覚えて使ってきたコードで何の音を押さえているか、そのコードの構成する音にもっと早くから気づくことができたからです。
今自分が押さえているのはどの音なのか?これを意識することで、耳が鍛えられるし、耳コピする時にも役立つかと思います。
音楽理論について興味を持ち出すと、このドレミファソラシドの全音、半音の関係や、弦を複数抑えるコードの規則性に必ず行き着くことになります。
上記のことを知っていると、音楽理論を学ぶ時にすっと頭の中に入ってきやすくなると思いますよん。