ノートPCならMacとWindowsどっちがいいの?パソコン初心者におすすめな決め方、選び方

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普段からMacとWindows、両方をノートPCで使っている僕ですが、パソコン初心者の人にMacとWindowsのどっちがいいのかと最近よく聞かれる。

今日はパソコン初心者にとって、ノートパソコンを選ぶ上でMacとWindowsのどちらがおすすめなのか、どういう視点で決めればよいのかを書いてみることにする。

※ここで挙げるMacとWindowsのOSバージョンは最新ものとする。2018年3月現在では、Mac『High Sierra』、Windowsは『Windows10』

『MacとWindows、買うならどっちがいいの?』

という問いに僕はいつもこう返す。

『パソコンをなにに使うんだい?』

MacBook ProとThinkPad Edge E430c

 

MacとWindowsのどっちが良いのか?

最初に結論を書いておく。
パソコンを初めて買うようなパソコン初心者なら答えはこうだ。

 

『そんなもんどっちでもええ。』

 

見てくれのデザインがシャレオツなMac、ユーザーの多いWindows、あなたの感性を信じてどちらでも好きな方を買えばいい。

 

理由

なぜどっちでも良いかというと、どっちも大して変わらないからだ。

いや、なに言ってんだ。全然違うだろ!!キーボードの配置も違えば、操作方法も両者全然違うだろ!!と突っ込まれるかもしれないが、そこは認める。たしかに全然違う。ただ、僕が言いたいのは、やれることが変わらないということ。

例えばパソコンで絵を描きたい。
これ、MacでもWindowsでも出来る。

学校のレポートを書きたい。
これもどっちでも問題ない。

プログラミングをやりたい。
これもどっちでも出来る。

音楽を作りたいんだ!!
どっちでもOKよ。

エッチな動画を観たい。
どっちでも観れるよ。

要するに、パソコンを使って果たしたい目的はどちらでも達成ができるということ。
一昔前までは、今ほどMacユーザーの数が多くなくて、Windowsにしかないアプリがあったりもしたけど、今はWindowsにあるお絵かきアプリや動画作成アプリ、Microsoft Officeなど、だいたいのアプリがどちらでも使える。

Macを使うか、Windowsを使うかなんて、例えれば『新宿から東京まで山手線で行くか中央線で行くか』の違いみたいなもので、どちらを選んでも目的は達成できる。

パソコン初心者であればMacとWindowsのどちらを買ったとしても、使う上で覚えていかなければいけないことが山ほどある。
ずべこべ言わずにさっさとどっちかを買って一刻も早くパソコンに触れることの方が大事だ。

 

MacとWindowsの違い

それでもやっぱり何が違うのかというところは気になるところ。
MacとWindows、選ぶ上でこの2つのOSのメリット、デメリットをいくつかピックアップして挙げておく。

 

Macのメリット

操作が簡単なところだ。パソコン初心者にとってはMacの方が断然わかりやすく理解しやすい。

基本的にMacはアプリをApp Storeでダウンロードして使う。iPhoneと同じだ。WindowsもOSのバージョンがWindows10になってからWindows Storeを出してきたが、まだまだインストーラでアプリのインストールを行うのが主流だ。

MacならApp Storeでダウンロードボタンを押してApple IDのパスワードを入力すればアプリがインストールされてすぐに使うことが出来る。

また、操作によるトラブルがWindowsに比べて少ない。トラブルが起きうる設定項目をユーザーに触らせないような作りになっている。初心者にとってこのメリットは大きい。Windowsだとドライバがどうのこうのでしょっちゅうエラーが出たりする。これに対応するにはある程度の知識が必要になる。

よって、操作がわかりやすく直感的に使うことが出来ることがMacの大きなメリットだと言える。

他にも非常に精度が高く、思い通りにカーソルの移動が出来るトラックパッドも書いておかなければならない。トラックパッドがあればマウスを買う必要もないため、持ち運ぶ時に荷物が減る。

そしてもう一つ、僕がMacのノートPCで一番良いなと思うところは、超高解像度のRetinaディスプレイが搭載されていること(MacBook Pro、新しいMacBookはRetinaディスプレイだが、MacBook Airは非搭載)

写真やイラストなどのグラフィカルなことを行うなら、大いに価値のあるRetinaディスプレイ。このディスプレイに慣れてしまうとWindowsのノートパソコンのディスプレイは物足りなくなる。

RetinaディスプレイのためにMacを選ぶのもアリだろう。

 

Macのデメリット

じゃあ、逆にMacのデメリットはなにか?

それは値段が高いということ。

CPU、メモリ、ストレージなどが同スペックのWindowsノートPCと比較したら、値段が高い。Macブランドを見せつけるかのように高い。

また、USBポートがたった2つしかないのも気になる。昨年発売された新しいMacBookに関して言えば、USB-Cポートという新しい規格のポートがたった1つだけ付いているのみで、従来のUSB周辺機器を使うには変換アダプタが必要となる。さすがに時代を先取りし過ぎている。

 

Windowsのメリット

お次はWindowsのメリットについて挙げてみよう。

Windowsのメリットは、なんと言っても選べる機種の多さだ。Macを買う場合、選べる機種は限られる。新しいMacBook、MacBook Pro、MacBook Airの3つしかない。それもキーボードの配置は全て統一されているし、テンキー入力は出来ない。ディスプレイサイズも12インチ~15インチまでの中から選ぶことになる。選択肢が極めて少ない。

Windowsはハードウェアの面から言って多種多様な選択肢がある。テンキー有り無しのキーボードどちらでも選べるし、ディスプレイサイズも8インチ以下のものから17インチ以上のものまである。さすがに小さすぎると使いにくいが・・・。

僕の場合、パソコンを使う時にキーボードの打ちやすさを重視する。キーボードの打ちやすいもので言えばThinkPadをおすすめする。この記事もThinkPadで書いているが、非常に打ちやすく文章を書くのが苦にならない。

過去記事:ThinkPadのキーボードはやはり1番使いやすい!E430cの魅力とWindows10での使用感

使いやすい機種を選べるということがWindowsの大きなメリットだ。

また、Windowsの良いところは、豊富にあるフリーソフトがある。やはりまだまだMacに比べてWindowsの方がアプリの数は多い。(「ソフト」と「アプリ」は同じ意味)
使っていて、もっとこうだったら使いやすいのになと思った時にネットで検索すれば、大抵望みをかなえるフリーのソフトがある。

 

Windowsのデメリット

じゃあ、Windowsのデメリットは?

それは、操作に関してMacほど簡単に理解しづらいこと。Windows10になってからWindowsも設定アプリからスマートフォンのように簡単に設定出来たり、Windows Storeが出たりはしたけどもまだまだMacほど簡単操作とはいかない。

特に使っていて思うのはドライバ回りのエラーが発生した時、パソコン初心者が解決するには敷居が高い。

また、国産のメーカーのパソコンには買った時から最初に入っている不要なアプリが多すぎること。サービスだと言わんばかりにウイルスソフトまで付いてくるが、ウイルスソフトくらいユーザーに選ばせればいいのに。結果、不要なアプリのせいで動作が重くなったりもして非常に厄介だ。

 

両者に違いはあれど・・・

とまあ、色々とメリットやデメリットを書いてきてこういうことを言うのもなんだけど、

 

『結局、どっちでもええ。』

 

操作や使い勝手なんかどうせパソコンに触っているうちに慣れる。

Windowsのデメリットに書いた思わぬエラーが出た時、解決の敷居が高かったとしても、ネットで検索すれば必要な情報は転がっている。

場数を踏んで覚えていけばいいだけだ。どのみち通る道なのだから。

それでもどっちがいいのか決められないという方のために以下に『こんな使い方ならこっちがおすすめだよ』という選び方を書いておく。

 

どんな使い方をするかが決め方のポイント

そう、どちらがいいのか決めるのに大事なのは、冒頭で書いた通り、パソコンで何をしたいのかということ。パソコンを使う用途だ。

 

写真の編集、管理がしたい

Macが良い。その中でもMacBook Proをオススメする。

理由はディスプレイが綺麗だから。

ノートPCのMacには、Macのメリットにも書いた通り、MacBook Airを除いてRetinaディスプレイが搭載されている。

このRetinaディスプレイが本当に綺麗だ。自分の撮った愛着ある写真をこのRetinaディスプレイで観るとプロのカメラマンになれるのではないかと思えるほど写真が綺麗に見れる。是非ともMacBook Proを買ってプロのカメラマンになってほしい。

⇒ Apple公式のMacのページ

 

ブログを書きたい

どっちでもいいけど、どちらかと言えばWindows。その中でもlenovo ThinkPadをオススメする。

ブログを書くと言うことは、文章を書くということ。そのためにはキーボードのタイピングがしやすいものが良い。ノートパソコンのMacはお世辞にもタイピングがしやすいとは言えない。Windowsの方がが打ちやすいキーボードの付いた機種が多い。

その中でもダントツに良いのが、lenovoのThinkPadシリーズだ。僕もThinkPad Edge E430cを使っている。
ブログを書くときはだいたいコレを使う。

とにかくキーボードが最高に打ちやすい

⇒ レノボジャパン公式サイト

レノボジャパン公式サイトから購入する場合は、サイト内にあるクーポンコードを使えば安く購入できるので、忘れないようにクーポンコードを入力する事だけ注意したい。僕のThinkPad Edge E430cもここでクーポンコードを利用して安く購入した。

 

動画の編集をしたい

Macをおすすめする。その中でもMacBook Proでメモリを最大にしたモデルをオススメする。

Macであれば、iMovieという動画編集ソフトが最初から無料でついてくる。あまり高度な編集は出来ないが、初心者にとっては取っつくやすく簡単に動画編集が出来る。というか、これはMac、Windowsがどうのこうのという話ではないか。

ただ、完成した動画をRetinaディスプレイで見て、あまりの美しさにプロの映画監督になれるのではないかと思ってしまうことだろう。どうかMacBook Proを買ってプロの映画監督を目指してほしい。

⇒ Apple公式のMacのページ

 

ゲームがしたい

やりたいゲームが決まっているなら、そのゲームの対応している方で。

ただ漠然とゲームがしたいと言うのであれば、Windowsをオススメする。理由は簡単で、だいたいのゲームがWindowsに対応しているからだ。逆にMacに対応していてWindowsに対応していないゲームはApp Storeで販売しているゲームくらいしか思い当たらない。

MMOなどのオンラインゲームをやりたいと言うのであれば、Windowsを買っておいて間違いはない。ただ、ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも非力な場合が多いので、本腰入れてやるつもりならデスクトップパソコンの方が良い。

いや、いつでもどこでもプレイしたいんだよ!と言う場合は、高性能なグラフィックボードが搭載されたWindowsノートパソコンを買うことを強くオススメする。

 

ゲームPCで有名なのは、ドスパラのガレリアマウスコンピューターのG-TuneDELLのAlienwareだ。ガチガチのPCゲーマーはドスパラのガレリアを使っているという印象が強い(もちろんデスクトップ)。マウスコンピューターのG-Tuneはコンパクトで高性能なノートPCが多い。そしてDELLのAlienwareは、その見てくれの存在感がハンパない。海外ドラマの『24 -TWENTY FOUR-』でクロエ・オブライエンが使っていたノートPCだ。性能のガレリア、持ち運びのG-Tune、他の追随を許さない良い意味で変態のAlienware。僕なら甲乙つけがたいが、ゲームで勝ちたいのでガレリアを選ぶ。

ドスパラ

G-Tune

Alienware

デザインだけで選ぶなら以下のようなRazer社のノートPCもいいと思うが、放熱などの性能面が少し気になる。ただデザインだけは素晴らしくカッコいい。近未来感がみなぎってる。

Razer Blade Stealth

 

仕事で使ってるのがWindowsなんですぅ

素直にWindows買え。
人間が機械に合わせる必要はない。

仕事で使う上で無難なメーカーは個人的にlenovoDELLHPだと思っている。

レノボジャパン公式サイト

DELL公式サイト

HP公式オンラインストア

国産メーカーを応援したい気持ちはあるのだけど、国産メーカーPCは最初から入っている必要のないソフトが多すぎるので僕なら避ける。

 

スタバでMacでドヤりたい

今時カフェでMacBook使ってる人なんてたくさんいるのに、ドヤる意味がわからない。
段ボールをMacBookの大きさに合わせて2枚切って、銀色に塗って、2枚貼り合わせて、カフェのテーブルでカパカパ閉じたり開いたりして遊んどけばいんじゃね?そっちの方が人の注目を集められて目立てるよ。

 

まとめると

いくつか用途別にオススメを書いてきたけど、あくまでも僕の考え方なので買って失敗したと言われても責任は持てないのであしからず。

ただ、失敗したと思ったら次に買うパソコンで、自分の用途にあうパソコンを買えばいい。それがわかっただけでもパソコンに詳しくなったわけなんだから。人は失敗して成長していくもんです。

そして、所詮パソコンは消耗品。早ければ2、3年で買い替えることになる。短期間にCPUやメモリ、ストレージなどのスペックがどんどん上がり新しくなっていく。

そういう意味ではスマホに似ている。

MacとWindowsのどちらが良いのか?は、iPhoneとAndroidのどちらが良いのか?と同じだ。iPhone、Androidのどちらを選んだとしても、電話も出来るし、メールも出来る。ネットも出来るし終電の時間や、天気だって調べられる。操作の違いはあれど、どちらを選んでもユーザーの目的を果たすことが出来る。

その点で言えば、MacかWindowsのどちらがよいか?というのは同じこと。

そして、もう一つだけ選ぶ時に気に留めておくと良いことは、自分の回りにはMacユーザーとWindowsユーザーのどちらが多いのかということ。自分の回りにいるユーザーの多い方を買っておけば、困ったときや迷った時に聞くことも出来るし、会話のネタにもなる。

これ、結構重要だったりする。

 

あと、忘れてはならないパソコンのセキュリティーのことについて。MacとWindowsのセキュリティー面についてはどうなのかということも書いたので、パソコン初心者の方には是非ともこちらも読んでいただきたい。

MacとWindowsのどっちが安全?大切なパソコンのデータをウイルスから守る基礎知識

 

僕自身が使っているノートパソコン、MacBook ProとThinkPad Edge E430cについては他にも記事を書いているので興味のある方はどうぞ。全然言葉遣いが違うが、書いているのは同一人物です。

MacBook Proの記事
ThinkPad Edge E430cの記事
パソコン全体の記事

 

最新のMacBookProに興味がある方はこちらをどうぞ

MacBookPro 2017 13インチ タッチバー有りを購入するまでに考えた使い方とスペックカスタマイズ

 

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